書の宇宙 第20冊：近代への序曲［儒者・僧侶・俳人］（日本編）

石川九楊　：いくつかの、近世を揺さぶる書
◆図版　　：隠元隆琦，白隠慧鶴，與謝蕪村，寂厳，慈雲，池大雅，良寛，他
野口武彦　：書字の幕末維新
草森紳一　：雪の日の討入り－儒者浅見絅斎の書〈雪中松柏〉について
古谷稔　　：詩書巻に見る文人－田能村竹田の香気
夏目房之介：稚拙と抽象

書の宇宙20　　　　　　　　いくつかの、近世を揺さぶる書　　　　　　　　石川九楊
　　　　　　　　　　　　　 図版＋鑑賞のポイント
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東アジアの時空20　　　　　書字の幕末維新　　　　　　　　　　　　　　　野口武彦
筆線の狩人20　　　　　　　稚拙と抽象　　　　　　　　　　　　　　　　　夏目房之介
書と書論20　　　　　　　　詩書巻に見る文人　田能村竹田の香気　　　　　古谷稔
心と手、心の手、手の心20　雪の日の討入り
　　　　　　　　　　　　　　　 儒者浅見絅斎の書「雪中松柏」について　　草森紳一

●図版目録
石川丈山：朱子家訓／隠元隆琦：斎堂対聯原書／北島雪山：唐詩／荻生徂徠：天狗説屛風／
白隠慧鶴：巌頭和尚語，大燈国師遺誡，七福神寿船／與謝蕪村：奥の細道図屛風，俳仙群会図／
寂厳：飲中八仙歌巻／慈雲：真言八祖名号／池大雅：徐文長詩四種，鄭谷詩二種，杜甫五律四行／
仙厓義梵：○△□／頼山陽：七言絶句／市河米庵：六言詩／良寛：愛語，蛾眉山下橋杭，
七言詩屛風，すもり宛書状，菓子屋三十郎宛書状／巻菱湖：桜詩／貫名海屋：五言律詩，白玉井銘