王鐸の書法〈全5冊〉
おうたくのしょほう
書道史上で明末清初といえば、長条幅が出現し、連綿行草の盛行した特記すべき時代である。董其昌、張瑞図、黄道周、倪元璐、王鐸、傅山など諸名家が輩出し、作品は日本にももたらされ、大きな影響を及ぼしてきた。その代表的な存在が王鐸である。本シリーズは、内外の新資料をことごとく網羅した、初の王鐸書法全集。作品のすべてを全景写真と拡大写真で掲載し、作品ごとに編者の精到な書法解説を付した。
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王鐸の脂ののりきった50代の行草巻8種を収録。“筆の落ちたところから書がはじまり、その一本の線に対して二本目の線
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日本、中国、香港、台湾、米国…、内外を博捜して得た精華から、50代の巻子9種を収録。“筆に何の乱れ
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王羲之書法への徹底を示す40代初めの行書詩冊、40代の自信をみせる臨書集〈瓊蘂廬帖〉抄、アダム・シャールに贈る詩を書した堂々
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長条幅が出現し、連綿行草の盛行した明末清初。この時代を代表する王鐸の、内外の新資料をことごとく網羅した初の書法全集。作品のす
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洛陽から南西に約90キロ、洛寧の地から300年の時を経て出土した〈琅華館帖〉。当時未開放の現地を親しく訪ねて入手した幻の王鐸