書画鑑定のてびき

中国斯界の碩学4氏が、それぞれの専門分野の豊富な知見をもとに、中国書画鑑定の要諦を説き明かした比類なき一書。具体的な作例をあげ、題跋、印章、紙絹、表装、著録など、あらゆる角度から検討される精緻な考証は、日本の書画を鑑定する上にも有益。





■口絵■
1 東晋 王羲之 蘭亭叙[神龍半印本] 2 唐 張旭 草書古詩四帖
3 唐 顔真卿 劉中使帖 4 宋 米芾 蜀素帖
5 唐 懐素 自叙帖 6 五代 董源 竜宿郊民図
7 宋 李唐 万壑松風図 8 宋 郭煕 早春図
9 宋 梁楷 潑墨仙人図 10 宋 張択端 清明上河図
11 元 黄公望 富春山居図 12 元 王蒙 青卞隠居図
13 明 戴進 洞天問道図 14 明 呉偉 漁楽図
15 明 董其昌 葑涇訪古図 16 明 沈士充 秋林水閣図
17 明 趙左 寒江草閣図 18 明 藍瑛 華岳高秋図
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
どのように書画を鑑定するか――――――――――――――張珩
一 書画の鑑定は必ず修得できるものである
二 書画鑑定の主要な根拠―時代の風格と個人の風格―
三 書画鑑定の補助的根拠
四 真偽を弁じ、是非を明らかにする
五 書画鑑定に関係ある学識
六 鑑定根拠の主従関係
七 おわりに
書画の鑑別について―――――――――――――――――謝稚柳
一 伝統的鑑別方法
二 鑑別方法についての論証
三 偽造について
四 書の鑑別
五 画の鑑別
印章からみた古書画の鑑別について――――――――――羅福頤
一 宋元名家の書画にみえる款識と印章
二 書画偽造の由来
三 鑑蔵家による鑑蔵印記のはじまり
四 印章の偽刻と旧印の濫用
五 名家の印章にみる真偽対比の具体例
董其昌書画代筆人考――――――――――――――――――啓功
懐素「自叙帖」墨跡本について―――――――――――――啓功
一 真跡と摹本
二 「自叙帖」墨跡本が重摹本であることについて
三 文嘉、詹景鳳の記載ならびに高士奇の跋文について
解説―――――――――――――――――――――――中村伸夫
後記―――――――――――――――――――――――今井凌雪
1 東晋 王羲之 蘭亭叙[神龍半印本] 2 唐 張旭 草書古詩四帖
3 唐 顔真卿 劉中使帖 4 宋 米芾 蜀素帖
5 唐 懐素 自叙帖 6 五代 董源 竜宿郊民図
7 宋 李唐 万壑松風図 8 宋 郭煕 早春図
9 宋 梁楷 潑墨仙人図 10 宋 張択端 清明上河図
11 元 黄公望 富春山居図 12 元 王蒙 青卞隠居図
13 明 戴進 洞天問道図 14 明 呉偉 漁楽図
15 明 董其昌 葑涇訪古図 16 明 沈士充 秋林水閣図
17 明 趙左 寒江草閣図 18 明 藍瑛 華岳高秋図
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どのように書画を鑑定するか――――――――――――――張珩
一 書画の鑑定は必ず修得できるものである
二 書画鑑定の主要な根拠―時代の風格と個人の風格―
三 書画鑑定の補助的根拠
四 真偽を弁じ、是非を明らかにする
五 書画鑑定に関係ある学識
六 鑑定根拠の主従関係
七 おわりに
書画の鑑別について―――――――――――――――――謝稚柳
一 伝統的鑑別方法
二 鑑別方法についての論証
三 偽造について
四 書の鑑別
五 画の鑑別
印章からみた古書画の鑑別について――――――――――羅福頤
一 宋元名家の書画にみえる款識と印章
二 書画偽造の由来
三 鑑蔵家による鑑蔵印記のはじまり
四 印章の偽刻と旧印の濫用
五 名家の印章にみる真偽対比の具体例
董其昌書画代筆人考――――――――――――――――――啓功
懐素「自叙帖」墨跡本について―――――――――――――啓功
一 真跡と摹本
二 「自叙帖」墨跡本が重摹本であることについて
三 文嘉、詹景鳳の記載ならびに高士奇の跋文について
解説―――――――――――――――――――――――中村伸夫
後記―――――――――――――――――――――――今井凌雪
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