古典に学ぶ水墨画 1:墨蘭篇

古典に学ぶ水墨画  1:墨蘭篇
著者 江兆申 監修
王耀庭
ジャンル 書道書籍 > 水墨画 > 技法
美術 > 美術書籍 > 水墨画
ISBN 9784544020205
判型・ページ数 A4変・128ページ
定価 3,850円
(本体3,500円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

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 はじめに/目次
  
 墨蘭の歴史 宋の時代 ―――――― 墨蘭のはじまり
       元の時代 ―――――― 墨蘭の確立
       明の時代 ―――――― 墨蘭の発展
       清から民国の時代 ―― 百花繚乱
 用具の紹介 用具について
       墨について
 運筆の方法 ―― 筆の持ち方/順勢と逆勢

【基礎篇】墨蘭の描き方(銭載の例によって)
  1 蘭葉を描く
    右に払う葉 ―― 第一筆を描く      ▶墨蘭の特色/「中鋒と蔵鋒」/蘭葉の運筆
    第二筆、第三筆を描く           ▶蘭の生態
    三筆の葉を描く
    折葉と断葉を描く
    根元の短葉を描く
    左に払う葉 ―― 折葉を逆勢で描く
    五筆の葉を逆勢で描く
    垂葉を描く
    二叢の蘭を描く
    ♦蘭葉のすがた ―― 歴代名家の蘭葉
  2 蘭花を描く
    蘭花の描き方―五弁を描く
    花蘂を描く                    ▶「点心式」
    蘭花の基本型(『芥子園画伝』による)       ▶『芥子園画伝』について
    蕙蘭を描く
    蘭花の変化型(周履靖『九畹遺容』による)     ▶『九畹遺容』について
    ♦蘭花のすがた ―― 歴代名家の蘭花
  3 蘭根を描く(鄭燮の例によって)
    根の描き方―三株の根を描く
    ♦蘭根のすがた ―― 歴代名家の蘭根
  基礎篇のまとめ 銭載 墨蘭図〖作品を描く〗
    葉を描く/花弁を描く/花蘂を描く/題款      ▶画家の紹介/作品のポイント

【名品篇】名品を学ぶ
  1 呉昌碩 春蘭図〖一叢の蘭を描く〗
    主葉を描く/副葉を描く/花弁を描く―花蘂を描く
    ▶画家の紹介/作品のポイント/題款について/題款
  2 鄭思肖 墨蘭図〖無根蘭を描く〗
    葉を描く/小葉を描く/花を描く   
    ▶画家の紹介/作品のポイント/[鄭思肖と蘭]/ 題款/題詩
  3 羅聘 墨蘭図〖懸崖の蘭を描く〗
    葉を描く/小葉を描く/花を描く
    ▶画家の紹介/作品のポイント/[屈原と『楚辞』]/題款
  4 達受 蘭花図〖白描の蘭を描く〗
    葉を描く/花弁を描く/花蘂を描く
    ▶画家の紹介/作品のポイント/[蘭と女流画家]/題款
  5 郭尚先 蘭花図〖蕙蘭を描く〗
    葉を描く/小葉を描く/花を描く
    ▶画家の紹介/作品のポイント/題款/[倪元璐について]
  6 八大山人 蘭竹図〖蕙蘭と竹を描く〗
    主葉を描く/小葉を描く/花を描く―竹葉を描く
    ▶画家の紹介/作品のポイント/題款
  7 陳元素 幽蘭図〖蕙蘭を描く〗
    主葉を描く/副葉を描く/花を描く
    ▶画家の紹介/作品のポイント/題款
  8 李方膺 顚倒春風図〖二叢の蘭を描く〗
    左の葉を描く/右の葉を描く/花を描く
    ▶画家の紹介/作品のポイント/[孔子と「王者の香」]/題款
  9 雪窓 墨蘭図〖土坡の蘭を描く〗
    岩を描く/主葉を描く/副葉を描く/花弁を描く―苔を描く・花蘂を描く
    ▶画家の紹介/作品のポイント/[雪窓の『画蘭筆法記』]
  10 趙孟堅 墨蘭図〖宋の蘭を描く〗
    地面を描く/葉を描く1〜3/花を描く/草を描く
    ▶画家の紹介/作品のポイント/題款

  蘭を詠う ―― 詠蘭詩撰

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