古典に学ぶ水墨画 2:墨竹篇




はじめに/目次
墨竹の歴史 宋の時代 ―――――― 胸に成竹あり
元の時代 ―――――― 文人の墨竹
明の時代 ―――――― 写意の墨竹
清から民国の時代 ―― 書画一致の墨竹
用具の紹介 用具について
筆について
運筆の方法 ―― 用筆法
【基礎篇】墨竹の描き方(鄭燮の例によって)
1 竹竿を描く ▶墨竹の特色/竹の生態/竹竿の描き方
竹竿の運筆法Ⅰ ―― 下から上に ▶「側筆と中鋒」
竹竿の運筆法Ⅱ ―― 上から下に ▶[『芥子園画伝』について]
♢竹竿六忌(李衎『竹譜詳録』より)―― 竹竿を描く時に避けること
竹竿と構図
♦竹竿のすがた ―― 歴代名家の竹竿
2 竹節を描く
点節の入れ方
♢竹節四忌(『芥子園画伝』より)―― 竹節を描く時に避けること
♦竹節のすがた ―― 歴代名家の竹節
3 竹枝を描く
竹枝の描き方 ▶竹枝の生態/[竹枝と徽宗の書]
枝の出し方 ▶若い竹枝(嫩枝)/左右に伸びる枝
竹枝の基本型(呉鎮『墨竹譜』より)
♢竹枝四忌(李衎『竹譜詳録』より)―― 竹枝を描く時に避けること
♦竹枝のすがた ―― 歴代名家の竹枝
4 竹葉を描く
竹葉の描き方Ⅰ ―― 下を向く葉(垂葉) ▶葉の運筆
竹葉の描き方Ⅱ ―― 上を向く葉(仰葉)
無限に変化する竹葉
竹葉の基本型(『芥子園画伝』より)
葉の重ね方〈破〉 ▶「品」字重葉法/破「品」字重葉法
灯影法 ▶竹の一生/竹葉の生態
♢竹葉八忌(李衎『竹譜詳録』より)―― 竹葉を描く時に避けること
♦竹葉のすがた ―― 歴代名家の竹葉
5 竹筍を描く
竹筍の描き方
♦竹筍のすがた ―― 歴代名家の竹筍
墨の使い方 ―― 用墨法
墨色を作る
基礎篇のまとめ 鄭燮 墨竹冊〖作品を描く〗
竿を立てる ▶画家の紹介/作品のポイント
節と枝を描く ▶[なぜ六竿しか描かないのか]
葉を描く ▶「二十年前舊板橋」の印/「鄭燮の潤筆料」
【名品篇】名品を学ぶ
1 石涛 墨竹図〖下を向く葉〗
枝を描く/葉を描く
▶画家の紹介/作品のポイント
2 夏㫤 新篁払翠図〖上を向く葉〗
竿を描く―節を描く/枝を描く/葉を描く―濃淡の表現
▶画家の紹介/作品のポイント/[此君]
3 李衎 出墻図〖団扇に描く〗
若い枝を描く―全体の骨格をつかむ・枝の描き方/
若葉を描く―上向きの葉・葉を重ねるこころ/
副ととなる葉を描く―下に向く葉・横向きの葉を描く/基調となる葉を描く―下に向く葉
▶画家の紹介/作品のポイント/「団扇について」/印と題の入れ方/
「別の描き方:成長する順に描く」
4 唐寅 墨竹図〖扇面に書く〗
主枝を描く/小枝を描く/濃墨で葉を描く―濃墨の葉の用筆/
淡墨で葉を描く―淡墨の葉の描き方
▶画家の紹介/作品のポイント/「扇面に描く」/題詩を入れる
5 顧安 晩節図〖老竹を描く〗
断竿を描く/古枝を描く/葉を描く
▶画家の紹介/作品のポイント/題款を入れる
6 柯九思 横竿晴翠図〖懸崖の竹を描く〗
湾曲する竿を描く/枝を描く/葉を描く
▶画家の紹介/作品のポイント/[何九思の書と画]/題款を入れる
7 呉鎮 風竹図〖風竹を描く〗
風にたわむ枝を描く―節を描く/枝の表情/葉を描く
▶画家の紹介/作品のポイント/題款/[呉鎮の「風竹図」と蘇軾「風竹図」拓本]/
題款と印を入れる
8 文同 墨竹図〖宋の墨竹を描く〗
竿を描く―節を描く/交互に出る枝を描く/交互に出る葉を描く
▶画家の紹介/作品のポイント/「「飛白」の線」/[文同の用筆と「鉄線描」]/
落款を入れる
9 文徴明 画竹冊〖白描の竹を描く〗
竿を描く/葉を描く
▶画家の紹介/作品のポイント/[「双鉤」と「白描」]/[「双鉤」と楷書]
10 呉昌碩 竹幹図〖率意に描く〗
主竿を描く/若い竿と枝を描く/率意の葉/題款を入れる―題詩
▶画家の紹介/作品のポイント/率意について/[呉昌碩と詩書画印の一体化]
竹を詠う ―― 詠竹詩撰
墨竹の歴史 宋の時代 ―――――― 胸に成竹あり
元の時代 ―――――― 文人の墨竹
明の時代 ―――――― 写意の墨竹
清から民国の時代 ―― 書画一致の墨竹
用具の紹介 用具について
筆について
運筆の方法 ―― 用筆法
【基礎篇】墨竹の描き方(鄭燮の例によって)
1 竹竿を描く ▶墨竹の特色/竹の生態/竹竿の描き方
竹竿の運筆法Ⅰ ―― 下から上に ▶「側筆と中鋒」
竹竿の運筆法Ⅱ ―― 上から下に ▶[『芥子園画伝』について]
♢竹竿六忌(李衎『竹譜詳録』より)―― 竹竿を描く時に避けること
竹竿と構図
♦竹竿のすがた ―― 歴代名家の竹竿
2 竹節を描く
点節の入れ方
♢竹節四忌(『芥子園画伝』より)―― 竹節を描く時に避けること
♦竹節のすがた ―― 歴代名家の竹節
3 竹枝を描く
竹枝の描き方 ▶竹枝の生態/[竹枝と徽宗の書]
枝の出し方 ▶若い竹枝(嫩枝)/左右に伸びる枝
竹枝の基本型(呉鎮『墨竹譜』より)
♢竹枝四忌(李衎『竹譜詳録』より)―― 竹枝を描く時に避けること
♦竹枝のすがた ―― 歴代名家の竹枝
4 竹葉を描く
竹葉の描き方Ⅰ ―― 下を向く葉(垂葉) ▶葉の運筆
竹葉の描き方Ⅱ ―― 上を向く葉(仰葉)
無限に変化する竹葉
竹葉の基本型(『芥子園画伝』より)
葉の重ね方〈破〉 ▶「品」字重葉法/破「品」字重葉法
灯影法 ▶竹の一生/竹葉の生態
♢竹葉八忌(李衎『竹譜詳録』より)―― 竹葉を描く時に避けること
♦竹葉のすがた ―― 歴代名家の竹葉
5 竹筍を描く
竹筍の描き方
♦竹筍のすがた ―― 歴代名家の竹筍
墨の使い方 ―― 用墨法
墨色を作る
基礎篇のまとめ 鄭燮 墨竹冊〖作品を描く〗
竿を立てる ▶画家の紹介/作品のポイント
節と枝を描く ▶[なぜ六竿しか描かないのか]
葉を描く ▶「二十年前舊板橋」の印/「鄭燮の潤筆料」
【名品篇】名品を学ぶ
1 石涛 墨竹図〖下を向く葉〗
枝を描く/葉を描く
▶画家の紹介/作品のポイント
2 夏㫤 新篁払翠図〖上を向く葉〗
竿を描く―節を描く/枝を描く/葉を描く―濃淡の表現
▶画家の紹介/作品のポイント/[此君]
3 李衎 出墻図〖団扇に描く〗
若い枝を描く―全体の骨格をつかむ・枝の描き方/
若葉を描く―上向きの葉・葉を重ねるこころ/
副ととなる葉を描く―下に向く葉・横向きの葉を描く/基調となる葉を描く―下に向く葉
▶画家の紹介/作品のポイント/「団扇について」/印と題の入れ方/
「別の描き方:成長する順に描く」
4 唐寅 墨竹図〖扇面に書く〗
主枝を描く/小枝を描く/濃墨で葉を描く―濃墨の葉の用筆/
淡墨で葉を描く―淡墨の葉の描き方
▶画家の紹介/作品のポイント/「扇面に描く」/題詩を入れる
5 顧安 晩節図〖老竹を描く〗
断竿を描く/古枝を描く/葉を描く
▶画家の紹介/作品のポイント/題款を入れる
6 柯九思 横竿晴翠図〖懸崖の竹を描く〗
湾曲する竿を描く/枝を描く/葉を描く
▶画家の紹介/作品のポイント/[何九思の書と画]/題款を入れる
7 呉鎮 風竹図〖風竹を描く〗
風にたわむ枝を描く―節を描く/枝の表情/葉を描く
▶画家の紹介/作品のポイント/題款/[呉鎮の「風竹図」と蘇軾「風竹図」拓本]/
題款と印を入れる
8 文同 墨竹図〖宋の墨竹を描く〗
竿を描く―節を描く/交互に出る枝を描く/交互に出る葉を描く
▶画家の紹介/作品のポイント/「「飛白」の線」/[文同の用筆と「鉄線描」]/
落款を入れる
9 文徴明 画竹冊〖白描の竹を描く〗
竿を描く/葉を描く
▶画家の紹介/作品のポイント/[「双鉤」と「白描」]/[「双鉤」と楷書]
10 呉昌碩 竹幹図〖率意に描く〗
主竿を描く/若い竿と枝を描く/率意の葉/題款を入れる―題詩
▶画家の紹介/作品のポイント/率意について/[呉昌碩と詩書画印の一体化]
竹を詠う ―― 詠竹詩撰
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