古典に学ぶ水墨画 3:墨梅篇

古典に学ぶ水墨画  3:墨梅篇
著者 江兆申 監修
王耀庭
ジャンル 書道書籍 > 水墨画 > 技法
美術 > 美術書籍 > 水墨画
ISBN 9784544020229
判型・ページ数 A4変・128ページ
定価 3,850円
(本体3,500円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

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 はじめに/目次
 
 墨梅の歴史 宋の時代 ―― 墨梅の起源
       元の時代 ―― 写意の墨梅
       明の時代 ―― 写意の発展と逸格の墨梅
       清の時代 ―― 百花繚乱
 用具の紹介 用具について
       紙について
 運筆の方法 ―― 中鋒と側筆/飛白について

【基礎篇】墨梅の描き方(陳継儒の例によって)
  1 梅枝を描く
    枝の描き方          ▶上向きの枝/下向きの枝/梅の生態/「逆筆と順筆」
    枝の出し方          ▶上に伸びる若枝/下に伸びる若枝
    梅の幹を描く         ▶幹の描き方
    苔を描く
    老根を描く
    老幹を描く
    ♦梅枝の構成
    ♦梅枝のすがた ―― 歴代名家の梅枝
  2 梅花を描く           ▶梅花を描くこころ/花の生態/筆の選択
    白梅を描く ―― 鉤勒の花弁   ▶揚无咎・王冕・陳継儒の花
    枝に咲く花を描く       ▶花弁を描く/萼・蕊・葯を描く/「陳継儒について」
    紅梅を描く ―― 没骨の花弁   ▶王冕・陳継儒の花
    梅花の基本型(周履靖「羅浮幻質」より)
    ♦梅花のすがた ―― 歴代名家の梅花
  3 枝に咲く花を描く
    生枝添花の例(揚无咎「四梅図」より)
                  ▶二花・三花・四花・蕾の例/一花が先に開く/梅の四字
  基礎篇のまとめ 陳継儒 梅花図冊〖幹・枝・花の全景を描く〗
    枝を描く/花を描く/
    花の一生 ―― 生枝添花 100の基本型(宋伯仁「梅花喜神譜」より)
                   ▶宋伯仁「梅花喜神譜」について/[歳寒三友]

【名品篇】名品を学ぶ
  1 八大山人 梅花図〖上に伸びる幹〗
    幹を描く/枝を描く/花を描く―題款を入れる
    ▶画家の紹介/作品のポイント/[『松斎梅譜』と『芥子園画伝』]
  2 王冕 墨梅図(梅竹双清図巻より)〖下に伸びる枝〗
    枝を描く―主枝を描く・副枝を描く/花を描く―花を描く・苔を描く   
    ▶画家の紹介/作品のポイント
  3 王冕 幽谷先春図〖上に伸びる枝〗
    枝を描く―幹を描く・枝を描く/花を描く/蕾と苔を描く―苔を描く・題款を入れる
    ▶画家の紹介/作品のポイント/[伝説の画家、王冕]
  4 李方膺 墨梅図〖下に伸びる枝〗
    下に伸びる枝を描く―幹を描く・枝を描く/
    花を描く―花を描く・苔を描く・題款を入れる
    ▶画家の紹介/作品のポイント/[金石の縁―李方膺と丁敬]
  5 石涛 墨梅図〖横に伸びる枝〗
    横に伸びる枝を描く―主枝を描く・副枝を描く/
    花を描く―花を描く・苔を描く・題款を入れる
    ▶画家の紹介/作品のポイント
  6 項聖謨 梅花図〖老梅を描く〗
    老幹を描く/枝を描く/花を描く―花を描く・題款を入れる
    ▶画家の紹介/作品のポイント
  7 趙之謙 墨梅図〖団扇に描く〗
    枝を描く―幹を描く・枝を描く/花を描く―花を描く・苔を描く・題款を入れる
    ▶画家の紹介/作品のポイント/[趙之謙の筆線]
  8 徐渭 雑花図巻〖逸格の梅花を描く〗
    老幹を描く/枝を描く/花を描く
    ▶画家の紹介/作品のポイント/[異能の天才、徐渭]
  9 呉昌碩 瓶梅図〖瓶梅を描く〗
    枝と花を描く―枝を描く・花、苔を描く/瓶を描く―瓶を描く・題款を入れる
    ▶画家の紹介/作品のポイント
  10 金農 紅白梅図〖紅白の梅を描く〗
    枝を描く―主枝を描く・副枝を描く/紅白の梅を描く1―白梅を描く・苔を描く/
    紅白の梅を描く2―紅梅を描く・虚実の対比と構成・題款を入れる
    ▶画家の紹介/作品のポイント/[灯篭のとりもつ縁―金農と羅聘]
  11 王冕 墨梅図〖紅梅を描く〗
    枝を描く―主枝を描く・副枝を描く/紅梅を描く1―没骨で紅梅を描く・虚実の構成/
    紅梅を描く2―蕾、苔を描く・題款を入れる
    ▶画家の紹介/作品のポイント/[喜びの梅]
  12 揚无咎 四梅図から盛開図〖宋の梅を描く〗
    前の枝を描く/後ろの枝を描く―主枝を描く・副枝を描く/花を描く/
    揚无咎 四梅図全図
    ▶画家の紹介/作品のポイント/「宋画の構図」/[梅妻鶴子]

  梅を詠う ―― 詠梅詩撰

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