簡牘名蹟選11:山東・安徽篇 秦・漢

併載:岳麓書院蔵秦簡

簡牘名蹟選11:山東・安徽篇 秦・漢
著者 西林昭一 責任編集
ジャンル 書道 全集・シリーズ > 全集・シリーズ
ISBN 9784544002515
判型・ページ数 A4・72ページ
定価 2,420円
(本体2,200円+税10%)
在庫 在庫あり

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山東・安徽篇 秦・漢 併載:岳麓書院蔵秦簡
山東:銀雀山前漢簡/安徽:天長前漢簡/出土地不詳:岳麓書院蔵秦簡

山東:銀雀山前漢簡は1972年、臨沂市の南、銀雀山一・二号墓より出土。総数7500枚。内容は「孫子」「晏子」などの伝本以外は佚書で、中でも「孫臏兵法」はもっとも注目される。書は波磔が顕著で、整斉な結構のもの、奔放なもの、草隷風のものも含まれる。

安徽:天長前漢簡は2004年、安徽省天長市の北、安楽鎮紀荘村より出土。総数木牘34枚。内容は公文書と私文書の両方がある。字体は主として隷書であるが、書風にバリエーションがある。

岳麓書院蔵秦簡:湖南大学岳麓書院は2007年、香港市上より秦簡2176枚を購得。出土地不詳なるも湖北省出土と推測される。秦代の法律、数学等各方面の研究にあたって睡虎地、里耶に続く貴重な秦簡資料。字体は秦隷であるが、睡虎地や里耶に比して抑揚がある。



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