簡牘名蹟選12:湖北・江蘇・甘粛・湖南篇 漢・西晋

簡牘名蹟選12:湖北・江蘇・甘粛・湖南篇 漢・西晋
著者 西林昭一 責任編集
ジャンル 書道 全集・シリーズ > 全集・シリーズ
ISBN 9784544002522
判型・ページ数 A4・72ページ
定価 2,420円
(本体2,200円+税10%)
在庫 在庫あり

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湖北・江蘇・甘粛・湖南篇 漢・西晋
湖北:印台前漢簡・謝家橋前漢簡・松柏前漢簡/江蘇:連雲港尹湾前漢簡・儀徴胥浦前漢簡/
甘粛:永昌水泉子前漢簡/湖南:郴州西晋簡

湖北:肥痩の少ない筆線で、やや円勢な運筆の印台簡、草隷風で右肩下がりの謝家橋簡、字間・行間にゆとりをとり、伸びやかな点画の松柏簡。

江蘇:尹湾前漢簡「神烏傅」は章草をベースに、右旋回を主とした飄逸な筆法に特徴がある。儀徴胥浦前漢簡は古隷交じりの草卒な草隷で、前漢晩期から後漢への移行をうかがう格好の資料。

甘粛:永昌水泉子前漢簡は2008年出土。「蒼頡篇」を書した簡が多量に出土。書は波勢があり、八分様式に分類できる。古体を多く存し、古意豊かである。

湖南:郴州西晋簡は2004年、郴州市蘇仙橋より出土。西晋の記年簡2枚(永寧元年〈301〉、太安二年〈303〉)が伴出。楷書の成立をたどる貴重な資料である。



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