芥川龍之介の書画

芥川龍之介の書画
著者 日本近代文学館
池内輝雄 編集・解説
石割 透 編集・解題
ジャンル 書道書籍 > 名蹟・作品集
出版年月日 2009/10/21
ISBN 9784544030457
判型・ページ数 A4変・224ページ
定価 19,800円
(本体18,000円+税10%)
在庫 在庫あり

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河童図などの代表作から初公開の“幻の遺書”や断簡零墨まで芥川の多彩な書画資料を網羅し、作家の内なる世界を照らし出す。 A4判変型・上製箱入・クロス装・224頁(本文カラー187頁+解説ほか37頁)

●本書の特色●
画期的な芥川の書画資料集
日本近代文学館が所蔵する3000有余の芥川龍之介資料の中より、純然たる書画の優品を始めとして書簡・遺書・断簡零墨に及ぶまで、多種多様な肉筆資料約300点を厳選、全てを原色で紹介する。

“幻の遺書”を初めて公刊
死後80年間、焼却されたものと信じられていた「幻の遺書」4通の実物図版を初めて公刊。これは、2008年に芥川家から発見された後、日本近代文学館に寄贈され、大きな話題となったものである。

初公開資料を多数収録
全集にも収録されていない最初期の自筆資料、子ども時代の回覧雑誌「日の出界」の端本や、色鮮やかな短冊に書かれた俳句など、その色彩や形態まで初めて公にされる貴重な資料を多数収録。

新たな研究への示唆に富む解題・解説
個別の資料については、作品データ・釈文・解説よりなる詳細な図版解題(駒澤大学教授・石割透執筆)、資料全体の性格については、総合解説「芥川龍之介の書画」(國學院大學客員教授・池内輝雄執筆)を巻末に掲載。





      
絵画篇
 河童図
 化物図
 山水草木図
 画帖断片ほか
 線描画

書芸篇
 詩歌揮毫
 断簡零墨—初期―
 断簡零墨―中・後期―

寄書き篇
 行燈之会第一集
 布施弁天寄書き
 布佐入寄書き
 了中先生渡唐送別記念帖

書簡篇
 封書
 葉書

遺書篇
 芥川文子宛
 わが子等に
 菊池寛宛
 小穴隆一宛


図版解説          石割 透
解説「芥川龍之介の書画」  池内輝雄

掲載資料の寄贈者・資料番号

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定価19,800円
(本体18,000円+税10%)

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