プリンスとイタリア クルマと文化とヒトの話

プリンスとイタリア クルマと文化とヒトの話
著者 板谷熊太郎
ジャンル 車関連 書籍 > 日本車
車関連 書籍 > クラシックカー/歴史 > 日本
出版年月日 2012/04/27
ISBN 9784544400588
判型・ページ数 A5・200ページ
定価 1,980円
(本体1,800円+税10%)
在庫 在庫あり

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航空機から生まれた高級乗用車メーカー、プリンス自動車。そしてイタリアと日本との合作で生まれた3台の知られざる自動車、スカイラインスポーツ、試作車CPRB、プリンススプリント。これらが誕生した背景を、初公開の資料写真とエピソードで明かす。





   まえがき

序 章 プリンスという土壌
   プリンスのなりたち
   プリンスに流れるふたつの血
   立川飛行機
   中島飛行機
   社名の変遷
   ふたつの血を結ぶモノ:プリンス最初のエンジン
   電気自動車からガソリンエンジン開発まで
   エンジンが一番
   S20:世界初の量産DOHC4バルブエンジン
   航空機メーカーの特徴
   プリンスの技術者魂
   ベンチマークとグローバルスタンダード
   コンセプトが大切
   電気自動車にも活かされた経験
   プリンスの国際性 ――パリサロン出展
   コンパニオン
   サンデイディスパッチの記事
   産経新聞の記事
   もうひとつのクレーム
   第二回日本グランプリ余談
   国際標準:プロトタイプレース
   プリンスと日産
   合併の背景
   ロイヤルワランティー
   序章の結びに代えて

第1章 プリンスの土壌がはぐくんだヒトとモノ
   〔エピソード1:スカイラインスポーツ〕
   スカイラインスポーツを仕込んだ男
   留学最初の行動
   トリノでの活動
   ミケロッティに決定した経緯
   スカイラインスポーツのデザイン
   無理のある日程
   スカイラインスポーツの恩人
   ギリギリの完成・スカイラインスポーツの諸元
   〈スカイラインスポーツ:計画決定からトリノショー出展までの歩み〉
   その後のスカイラインスポーツ
   プリンス自動車工業スポーツ車課
   スカイラインスポーツの果たした役割

第2章 プリンス自動車工業とイタリア
   〔エピソード2:CPRB ――小型スポーツカー構想〕
   DPSK・CPSK ――国民車構想による試作車
   1960年イタリア
   ステュディオ・チゼイにおける研修
   中川良一さんの訪問
   国民車ベースのスポーツカー構想
   スカリオーネデザインによる試作車CPRB
   イタリア人職人の日本招聘
   CPRBの木型製作
   イタリア人職人の来日
   問題発生、工具が来ない
   CPRBホワイトボディの完成
   CPRBの顚末

第3章 日本人によって一台に結実したイタリアの自動車文化
   〔エピソード3:プリンス1900スプリント〕
   デザイン誕生まで
   井上さんによるデザイン作業
   イタリアのデザインプロセス
   スカリオーネと1900スプリント
   1900スプリントのその後
   まとめ

   あとがき
   参考文献
   

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