完全複製 直筆 たけくらべ
かんぜんふくせい じきひつ たけくらべ

明治二十九年(一八九六)四月、「文藝倶樂部」に全篇が掲載されるや、「たけくらべ」はたちまち文壇の重鎮の絶賛する所となった。中でも森鷗外は「一葉崇拝」を自認し、「まことの詩人」と称するなど口を極めて褒めたたえている。本複製は、樋口一葉が病身を冒して、この掲載のために自らの手で浄書し、朱筆で振り仮名を付けた原稿を原寸・原色で甦らせたものである。
限定300部・400字詰原稿用紙77枚・四方帙入・別冊付き(解説・釈文)
◆「文藝倶樂部」に一括掲載された原稿を全て複製 「文藝倶樂部」(明治29年4月発行)に掲載
するため、樋口一葉が自ら浄書した75枚(後に妹邦子が2枚半を補筆)に加えて、大橋乙羽に
よる「たけくらべ故樋口一葉女史遺稿」の題字、および補筆に関する齋藤緑雨の覚え書きなど、
四百字詰原稿用紙77枚を複製。
◆原寸かつ原色で細大もらさず忠実に再現 最新技術を駆使した多色刷りによって、編集者による
書き込みや組工の署名はもとより、本文の墨色・ルビの朱筆・罫の色合い・用紙の黄ばみに至
るまでありのままに再現。
◆研究と鑑賞の両面に配慮 資料性と装飾性を両立させるべく、一紙ずつ刷りあげ、瀟洒な四方帙
に収める。
◆第一人者による周到な解説と釈文 一葉研究の権威である、野口碩氏による解説と釈文を収録し
た別冊を付す。釈文は二色刷りとし、本文・ルビに使用された変体仮名は傍らに朱色で注記。

限定300部・400字詰原稿用紙77枚・四方帙入・別冊付き(解説・釈文)
◆「文藝倶樂部」に一括掲載された原稿を全て複製 「文藝倶樂部」(明治29年4月発行)に掲載
するため、樋口一葉が自ら浄書した75枚(後に妹邦子が2枚半を補筆)に加えて、大橋乙羽に
よる「たけくらべ故樋口一葉女史遺稿」の題字、および補筆に関する齋藤緑雨の覚え書きなど、
四百字詰原稿用紙77枚を複製。
◆原寸かつ原色で細大もらさず忠実に再現 最新技術を駆使した多色刷りによって、編集者による
書き込みや組工の署名はもとより、本文の墨色・ルビの朱筆・罫の色合い・用紙の黄ばみに至
るまでありのままに再現。
◆研究と鑑賞の両面に配慮 資料性と装飾性を両立させるべく、一紙ずつ刷りあげ、瀟洒な四方帙
に収める。
◆第一人者による周到な解説と釈文 一葉研究の権威である、野口碩氏による解説と釈文を収録し
た別冊を付す。釈文は二色刷りとし、本文・ルビに使用された変体仮名は傍らに朱色で注記。


ご注文
定価74,800円
(本体68,000円+税10%)