書って何だろう?

書って何だろう?
著者 夏目房之介
ジャンル 書道書籍 > 単行本 > 書道史
出版年月日 2010/03/31
ISBN 9784544011623
判型・ページ数 A5変・160ページ
定価 2,200円
(本体2,000円+税10%)
在庫 在庫あり

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シロートによるシロートのための書のみかた! 「マンガ」というものの正体を追求し、マンガ評論に一時代を画した著者が綴った書の鑑賞記。古代中国の甲骨文から近代日本の書に至るまで、歴代名蹟の数々に正面から挑み、悪戦苦闘しつつ“書”なるものの解明を試みる。





 はじめに

   1話:甲骨文・イタズラ描きの記憶
   2話:石鼓文と泰山刻石「かわいい」VS「かっこいい」
   3話:木簡はカラオケである
   4話:アブストラクトな摩崖拓本
   5話:曹全碑のあだな寝姿
   6話:王羲之・天才と書聖のちがい
   7話:北魏石刻・筆とノミ
   8話:欧陽詢・王朝官僚の美学
   9話:懐素「自叙帖」張旭「古詩四帖」草書とジャズ
    10話:空海は、くえない
    11話:藤原佐理「恩命帖」崩しの「音」
    12話:和歌の色紙と少女漫画
    13話:顔真卿という大人の器
    14話:黄庭堅のゆらぎ
    15話:張雨「登南峰絶頂詩」楊維楨「草書七言絶句」うまいかヘタか?
    16話:親鸞、日蓮の書と字
    17話:明代の条幅・横のものを縦にする
    18話:明末、清初のカスレと滲み・筆と絹
    19話:本阿弥光悦・屛風に漂う文字
    20話:良寛・稚拙と抽象
    21話:揚州八怪・絵と文字の接近遭遇
    22話:清代後期・書にとっての流行とは何か?
    23話:篆刻の現代意匠
    24話:副島種臣・感覚拡張の書

 連載時への補足

 おわりに

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(本体2,000円+税10%)

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