書の宇宙〈全24冊〉

書の宇宙〈全24冊〉
著者 石川九楊
ジャンル 書道 全集・シリーズ > 全集・シリーズ
書道書籍 > 単行本 > 書道史
出版年月日 2000/12/06
ISBN 9784544022278
判型・ページ数 A4変・96ページ
定価 63,360円(本体57,600円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

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(本体57,600円+税10%)

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美しい図版を縦横に駆使して“書の姿”それ自体が物語る宇宙を再発見する空前の試み。
書をめぐる全ての根源的な問いかけに答えんとする
石川九楊[書の宇宙][図版+鑑賞のポイント][この書を、こう見る!]、
心と手の軌跡そのものである書に人間のドラマを見る草森紳一[心と手、心の手、手の心]、
謙虚なシロートの心強い味方・夏目房之介の悪戦苦闘コラム[筆線の狩人]、
日中の書論を軸に時代の中の書を検証する福田哲之・大野修作・古谷稔[書と書論]、
碩学の寄稿により漢字文化圏の諸相を明らかにする[東アジアの時空]で構成。
全く新たな、書史の正統と標準を示すシリーズ。
  1:天への問いかけ   [甲骨文・金文]
  2:人界へ降りた文字  [石刻文]
  3:書くことの獲得   [簡牘]
  4:風化の美学     [古隷]
  5:君臨する政治文字  [漢隷]
  6:書の古法      [王羲之]
  7:石に刻された文字  [北朝石刻]
  8:屹立する帝国の書  [初唐楷書]
  9:言葉と書の姿    [草書]
 10:伝播から受容へ   [三筆]*
 11:受容から変容へ   [三蹟]*
 12:洗練の小宇宙    [平安古筆]*
 13:書と人と      [顔真卿]
 14:文人の書      [北宋三大家]
 15:復古という発見   [元代諸家]
 16:知識の書      [鎌倉仏教者]*
 17:文人という夢    [明代諸家]
 18:それぞれの亡国   [明末清初]
 19:変相の様式     [流儀書道]*
 20:近代への序曲    [儒者・僧侶・俳人]*
 21:さまざまな到達   [清代諸家①]
 22:古代への憧憬    [清代諸家②]
 23:一寸四方のひろがり [明清篆刻]
 24:書の近代の可能性  [明治前後]*           (*印:日本編)

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