三国志 40人の名脇役

三国志 40人の名脇役
著者 渡辺精一
ジャンル 一般書 > 一般書
出版年月日 2012/06/22
ISBN 9784544051520
判型・ページ数 B6変・192ページ
定価 1,760円
(本体1,600円+税10%)
在庫 在庫あり

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ワキの視点から読み解く画期的なガイドブック。

壮大な三国志の世界には、主役と脇役の運命が触れあう数々の名場面がある。主役に劣らず何れも個性的で、乱世の舞台で輝きを放った『三国志』の名脇役40人を紹介。

【目次】
序 脇役たちの三国志
1.近くて遠い主役の座
2.脇に徹した生きかた
3.名参謀の条件
4.乱世に個性を貫く
三国志略年表





  序  脇役たちの三国志

一、近くて遠い主役の座
   張角 ちょうかく   宗教カリスマの野望と誤算
   董卓 とうたく    権力こそ使いかた次第
   呂布 りょふ     武闘派№1の得意技は「裏切り」
   袁術 えんじゅつ   ひとりぼっちの皇帝
   袁紹 えんしょう   なぜ、彼はそこで勝負をかけなかったのか?
   周瑜 しゅうゆ    二人の主役は並び立たない
   曹丕 そうひ     長引いた後継レースの陰で
   姜維 きょうい    国運を賭けた一発逆転の計
   鍾会 しょうかい   複雑怪奇、誰が誰を操ったのか
   劉禅 りゅうぜん   どんな色にも染まる皇帝

二、脇に徹した生きかた
   張遼 ちょうりょう  泣く子も黙る猛将軍
   貂蝉 ちょうせん   大物二人を手玉にとった歌姫
   趙雲 ちょううん   理想の武将に非の打ちどころはなかったか?
   黄忠 こうちゅう   劉備が悔やんだ、老将への一言
   馬岱 ばたい     孔明の密命を果たした「いぶし銀」
   曹洪 そうこう    忠実無比な手駒の生きかた
   張郃 ちょうこう   組織の中では、個性よりも忠実さなのか?
   郝昭 かくしょう   知略をもって天才軍師を翻弄する
   満寵 まんちょう   すぐれたスパイに必要な資質とは?
   黄蓋 こうがい    気迫の猛将、大芝居をうつ
   魯粛 ろしゅく    理想と現実のはざまに悩みつづけて
   諸葛瑾 しょかつきん 脇役中の脇役に回った孔明の兄
   陸遜 りくそん    表舞台に飛び出した「白面の書生」
   鄧艾 とうがい    夢占いは「生きて帰れない」 

三、名参謀の条件
   陳宮 ちんきゅう   公けのために抑えられてしまった私情
   田豊 でんぽう    ついに噛み合うことのなかった主従の感覚
   郭嘉 かくか     美化された時代の申し子
   荀彧 じゅんいく   キレ者の心が曹操を離れたとき
   程昱 ていいく    冷静にして冷酷な戦略家
   徐庶 じょしょ    みずからを封印した才子の心は
   龐統 ほうとう    最後まで「見かけ」で判断された男

四、乱世に個性を貫く
   華佗 かだ      志とは違った? 伝説の名医
   司馬徽 しばき    隠士「水鏡先生」、劉備を煙にまく
   馬謖 ばしょく    孔明でさえ、評価を誤った才子
   孟獲 もうかく    何度負けても捕われても
   魏延 ぎえん     孔明とは合わなかった「反骨」の武将
   孔融 こうゆう    儒者として生き、武人のごとく散る
   曹植 そうしょく   詩にこめられた兄弟の悲哀
   楊修 ようしゅう   キレ者が除かれたほんとうの理由は
   曹叡 そうえい    皇帝ですら脇役に甘んじた時代

   三国志略年表

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(本体1,600円+税10%)

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