心に響く三国志[英雄の名言]

こころにひびくさんごくし[えいゆうのめいげん]

心に響く三国志[英雄の名言]
著者 渡辺精一
南岳杲雲
ジャンル 書道書籍 > 単行本 > その他
出版年月日 2011/09/06
ISBN 9784544051506
判型・ページ数 B6変・160ページ
定価 1,430円
(本体1,300円+税10%)
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

複雑なストーリーや人間模様も、この一冊ですっきりと解消!

『三国志』に登場する英雄たちの言葉と気迫に溢れた書とのコラボレーション。乱世が生み出した45の名言とその背景をたどり、一世紀を超える動乱の時代や、そこに展開された壮大にして複雑な人間模様を生き生きと描き出す。

【目次】
序   英雄の人知れぬ涙
第一章 乱世にうずまく野望
第二章 英雄たちの光と影
第三章 時は流れゆく
三国志略年表/主要人物紹介





  序 英雄の人知れぬ涙

第一章 乱世にうずまく野望
  我、天子となりて、まさに此の車蓋に乗るべし4
  ただ同年同月同日に死せんことを願う
  子は治世の能臣、乱世の奸雄なり
  良禽は木を択びて棲み、賢臣は主を択びて事う
  人中の呂布、馬中の赤兎
  天下に洪なかるべきも、公なかるべからず
  兄弟は手足のごとし。妻子は衣服のごとし
  今、天下の英雄は、ただ使君と操のみ
  吾、今ただ漢帝に降るのみ
  故主を忘れず、来去明白、真に丈夫なり
  賢を挙げ能を任じ、各おのをして力を尽くして以て江東を保たしむるは、我卿に如かず
  を得る者は昌え、人を失う者は亡ぶ
  公は至弱を以て至強に当たる
  葥、弦上に在り。発せざるを得ざるのみ
  此の言、昨のごとし。而れども今、本初はすでに喪し
  亡じて哭せざるは義にあらざるなり

第二章 英雄たちの光と影
  今、久しく騎せざれば、髀裏に肉を生ず
  伏龍鳳雛、両人に一を得れば、天下を安んずべし
  吾の孔明を得たるは、猶お魚の水を得たるがごとし
  大事を挙ぐる者は、必ず人を以て本と為す
  多言して利を獲るは、黙して言なきに如かず
  酒に対しては当に歌うべし。人生幾何ぞ
  万事倶に備われども、ただ東風をのみ欠く
  馬氏の五常、白眉最も良し
  天下に女子は少なからず
  大丈夫、乱世に生まるるれば、当に三尺の剣を帯びて世ならざるの功を立つべし
  既に瑜を生むに、何ぞ亮を生むや
  操、譎を以てすれば、吾、忠を以てす
  子を生まば、当に孫仲謀の如くなるべし
  足下、死せずんば、孤は安きを得ず
  ただ断頭将軍あるのみ。降将軍なし
  既に隴を得てまた蜀を望まんや
  雞肋
  初生の犢は虎を懼れず
  某は敢えて私を以て公を廃せず
  玉は砕くべきも、その白きを改むべからず

第三章 時は流れゆく
  もし其れ不才ならば、君、みずから成都の主となるべし
  心を攻むるを上と為し、城を攻むるを下と為す
  賢臣に親しみ、小人を遠ざくるは、此れ先漢の興隆せし所以なり
  事を謀るは人に在り。事を成すは天に在り
  死せる諸葛、よく生ける仲達を走らす
  駑馬は棧豆を恋う
  威、その主を震わす。何ぞ能く久しからんや
  破竹の勢いのごとし
  臣、南方に於て、また此の座を設けて以て陛下を待てり

  三国志略年表
  主要人物紹介
  あとがき

ご注文

定価1,430円
(本体1,300円+税10%)

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連書籍