HONDA 明日への挑戦 ASIMOから小型ジェット機まで

HONDA 明日への挑戦 ASIMOから小型ジェット機まで
著者 瀬尾央 共著
道田宣和 共著
生方聡 共著
ジャンル 車関連 書籍 > 日本車
車関連 書籍 > 解説/ガイド > 自動車
出版年月日 2011/09/13
ISBN 9784544400540
判型・ページ数 4-6・200ページ
定価 1,760円
(本体1,600円+税10%)
在庫 在庫あり

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自動車/オートバイ・メーカーでありながら、他のさまざまな分野でも幅広く研究開発を進めているホンダ。最先端技術である小型ジェット機「ホンダジェット」、「ASIMO」、脳科学、太陽光発電システム、燃料電池車「FCXクラリティ」などの各開発担当者、本田技術研究所社長へのインタビューを通じて、ホンダの企業理念と研究開発に携わる人々の情熱を浮き彫りにする。





 はじめに ――ホンダを支えるチャレンジ・スピリット
   「ホンダイズム」とは何か/将来に向けての礎/技術の萌芽、そして結実

■PART1■移動を変える最新技術
□天翔るホンダイズム ――ホンダジェット  瀬尾央
   ホンダを選んだ理由/飛行機を作るチャンス/米国への留学/内なる方向転換/
   試験機「MH-02」での挑戦/強い逆風の中で/常識を覆す「on the wing」/
   得られた正しい評価/自然層流翼の設計/カーボン胴体とエンジン/
   辿り着いたひとつの終着点/オシュコシュでの反響/社長の独り言/
   リーダーとしての役割

□ベストセラーカーとハイブリッドの関係 ――フィット・ハイブリッドの位置づけ  編集部
   高級ともいえる仕立て/進んだ環境への意識/ハイブリッドの立ち位置/
   世界で売れるコンパクトカー作り/どこまで〝ゴム〟を伸ばせるか/
   自動車は単なる道具ではない

□電動化技術が社会を変える ――ホンダが目指すEVコミュニティ  生方聡
   2010年12月20日 ホンダ和光ビルにて/目指すはCO₂排出ゼロのモビリティ/
   ハイブリッドの橋を渡りきるために/埼玉県の場合/
   ホンダ・エレクトリック・モビリティ・シナジー/
   プラグインハイブリッドには新システムを搭載/スーパーカブに代わる期待の新人/
   使う電気もホンダ製/情報が安心を加速する

■PART2■ヒトを助けるテクノロジー
□ホンダが生んだ「アトム」――ASIMOがかなえた「夢」  生方聡
   夢を現実にしたASIMO/とにかくホンダに入りたかった/体で考えろ/
   ときには動物園にも/熱意がひらめきを生む/次のステージへ/ASIMO登場/
   「歩く」から「走る」へ

□ASIMOを動かす脳波のチカラ ――脳波で人と機械を結ぶ技術  編集部
   よりアカデミックな研究分野/ホンダ・リサーチ・インスティチュートとは?/
   脳と機械を結びつけるBMI/脳の働きを計測する方法/ロボットハンドからASIMOへ/
   「イメージ判別」という手法/会社変われば社風も変わる/
   さらなるブラッシュアップを目指して

■PART3■環境を変えるエネルギー
□沸騰する太陽光発電ビジネス ホンダソルテックが見据える未来  編集部
   太陽電池の市場状況/太陽光で得た電気を売る/スタートはやはりレース⁉/
   有望なCIGS技術/性能向上へのせめぎ合い/素材を巡る競争/きめの細かい販売対応/
   個人のためのビジネス

□水素がもたらす近未来 ――燃料電池車「FCXクラリティ」  生方聡
   あの日、ボクは未来を体験した/ずっとホンダが好きだった/手はじめに1年で2台/
   高圧水素に一本化/市販まであと一歩/市販の証/まだ半人前/次のステージへ/
   FCXクラリティが果たす役割

■PART4■ホンダのR&D戦略
□「やってみもせんで!」は生きている ――本田技術研究所 社長にインタビュー  道田宜和
   商品は図面、顧客はホンダモーター様のみ/あくまでモビリティの会社です/
   ホンダイズム健在なり/一番でなければいけないんです/
   ヒコーキに挑んだもうひとつの意義/今後もキーとなるのはコンピューター/
   ぜひ熱効率45%の達成を!

 あとがき
 著者紹介/参考文献

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(本体1,600円+税10%)

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