名車を創った男たち プロジェクト・リーダーの流儀

名車を創った男たち プロジェクト・リーダーの流儀
著者 大川悠 共著
道田宣和 共著
生方聡 共著
ジャンル 車関連 書籍 > 日本車
車関連 書籍 > 解説/ガイド > 自動車
出版年月日 2011/03/11
ISBN 9784544400519
判型・ページ数 4-6・188ページ
定価 1,760円
(本体1,600円+税10%)
在庫 在庫あり

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ホンダNSX、R32スカイライン、ユーノス・ロードスター……。
バブル華やかなりし頃、日本車の中で類い稀な個性と技術で世界を驚かせた傑作車が数多く生まれた。名車の誉れ高いこれらのモデルの開発の指揮を執ったプロジェクト・リーダーたちは、どのように思考し、スタッフを導いていったのか?「名車」が生まれた核心とは何か?それぞれのチーフエンジニアへのロング・インタビューから、リーダーに必要とされる資質と人を惹きつける能力、成功への秘訣を解き明かす。





   まえがき

■求め続けたスポーツカーの真理
 上原繁 ホンダ NSX ラージ・プロジェクト・リーダー
     聞き手:大川悠
   クルマ作りに関わるまで
   UMRプロジェクト
   小型ミドシップ・スポーツカーの模索
   アルミボディ+ミドシップV6=NSX
   ニュルブルクリンクで受けた洗礼
   「現場主義」を実感する
   育てることの楽しさ、難しさ
   ハードウェアとしての高いレベル

■名車復活に懸けた熱き想い
 伊藤修令 ニッサン スカイライン(R32型)開発主管
      聞き手:生方聡
   あこがれのスカイライン
   スカイラインとともに歩んだ月日
   7thスカイラインの開発リーダーとして
   8代目スカイラインに懸ける
   批判は覚悟の上でのダウンサイズ
   メンツよりも本音
   GT-R復活に向けて
   走りを磨く
   スカイラインが教えてくれたこと

■ライトウェイト・スポーツカーの復活
 平井敏彦 ユーノス(マツダ)ロードスター開発主査
      聞き手:編集部
   小型軽量スポーツカー復活を目指して
   〝リバーサイドホテル〟と呼ばれて
   ラッパを吹いて人を呼ぶリーダー
   譲れないスポーツカーの要素
   熱意がもたらしたトラブルフリー
   「自分が欲しかっただけ」
   モノづくりの感覚

■レガシィを生み出した哲学者
 桂田勝 スバル レガシィ(3代目)商品主管
     聞き手:編集部
   「人間臭い仕事に関わりたい」
   設計部門中心のクルマ造り
   最後のレオーネと初代レガシィの違い
   個人の力とチームワーク
   「レガシィはもっとレガシィになる」
   スバルはスバルらしくこだわりを
   威張らない企業風土
   強いチームとは?
   ブランドイメージを育てる方法

■独創こそ前進のいしずえ
 三好建臣 ホンダ バラードスポーツ CR-X ラージ・プロジェクト・リーダー
      聞き手:生方聡
   若者を魅了した先進性
   フェルディナント・ポルシェに心酔した少年時代
   未完の50Mプロジェクト
   低燃費コンセプトをスポーツカーに活かす
   逆転のフレーズ
   こだわりのサスペンション
   ユニークな発想が生まれる背景

■「天才タマゴ」の真実
 塩見正直 トヨタ エスティマ(初代)製品企画室主査
      聞き手:道田宜和
   異例の開発期間
   同床異夢の社内態勢
   製品企画室という部署
   あくまで理詰めの「天才タマゴ」
   駐在員たちが喜んだエスティマ
   信じることの意味
   20年後に聞くディテール
   将来技術のための壮大な実験

   参考文献
   あとがき

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