名車を生む力 時代をつくった3人のエンジニア

クルマを愛してやまない著者が、ある3人の人物にインタビューを試みた。その3人はそれぞれ、時代を超えて愛されるクルマたちが生まれたとき、核となった男たちであった。
■トヨタ2000GT―野崎 喩
■ホンダ・シビック―木澤博司
■ユーノス・ロードスター―立花啓毅
本書を読み進んでいけば、この「名車」と言われる3台のクルマたちが、どれほど作り手に魂を込められて誕生したか、なぜこんなにもひとびとを惹きつけてやまないクルマとなり得たか、それを知ることができるだろう。


■トヨタ2000GT―野崎 喩
■ホンダ・シビック―木澤博司
■ユーノス・ロードスター―立花啓毅
本書を読み進んでいけば、この「名車」と言われる3台のクルマたちが、どれほど作り手に魂を込められて誕生したか、なぜこんなにもひとびとを惹きつけてやまないクルマとなり得たか、それを知ることができるだろう。



まえがき
野崎喩が描いた奇跡のグラントゥリズモ
知りたかったことは 教えてもらえなかった
25年目の再会でふたたび トヨタ2000GTについて
1960年代はじめの 自動車王国で見聞きしたもの
夢のようなプロジェクト 虚ろな心の置き所
「アートセンター」時代の GTコンセプトがそのまま生きた
タッグマッチ方式で描かれた 1枚の夢のような線図
数人掛かり2週間の仕事を ひとりでこなした
もうひとつの「生む力」ヤマハの力と技
カロッツェリアとしての ヤマハの創造の力
形になった2000GT 世界を魅了したプロポーション
思わぬかたちでの市販化 いくつもの「予想外」のこと
トヨタ2000GTの反響 一気に加速して「憧れの名車」に
トヨタ2000GTまでと トヨタ2000GT以後
40年経って思うデザイン 21世紀のクルマ世界
木澤博司が考えた世界のベイシックカー
ホンダがホンダらしかったころ ホンダのイメージの原点
ホンダ1300という個性的なクルマ その反動がシビックにつながった
乗り手にすり寄ってはくれない 骨太の前衛的クーペ
なぜ木澤さんなのか シビックに魂を注ぎ込んだひと
なにもノルマのない1年半 そこで身に付いたものの大きさ
ホンダ1300がダメで シビックの「反面教師」になった理由
一番訊きたかったこと それは「オヤジ」をいかに消すか、だった
登場したシビックは 世界のベイシックカー
シビックは公害対策車ではない CVCCとRS
シビックの残したもの 30年のシビックの流れ
忘れたくない魅惑のクルマ その名はCR-X!
やはりクルマが好きだった だから宗一郎さんの下で
いま思うクルマの大切さ 自動車は道半ば
立花啓毅が欲した生のオープン・スポーツカー
いきなり登場した真打ち キイマンは無類のクルマ好き
消費の時間と蓄積の時間 積み重なってこその「車道」
モノがひとを育てる「蓄積」の成果として備わる「器」
持論は実践しなくては 立花さんの90台のクルマ
欲しかったクルマをつくる そんな自然な気持ちが重なった
3台から1台を選ぶ そのテクニックやいかに
お客はプランナーじゃない 根本的なところから違っている
なにかを創りたい それはパワーのある個人がやること
ふたりの発想を俣野さんが絵にし 英国でつくられたプロト
まずは北米で発表され 日本に新風を吹き込んだ新車
「M2」の誕生と ものをいいはじめた立花さん
「M2-1001」の売れ行き バブルのおかげとは思いたくない
ユーノス・ロードスターの変遷と そのフォロワーズ
クルマって進化できない のりものなんだよ
あとがき
野崎喩が描いた奇跡のグラントゥリズモ
知りたかったことは 教えてもらえなかった
25年目の再会でふたたび トヨタ2000GTについて
1960年代はじめの 自動車王国で見聞きしたもの
夢のようなプロジェクト 虚ろな心の置き所
「アートセンター」時代の GTコンセプトがそのまま生きた
タッグマッチ方式で描かれた 1枚の夢のような線図
数人掛かり2週間の仕事を ひとりでこなした
もうひとつの「生む力」ヤマハの力と技
カロッツェリアとしての ヤマハの創造の力
形になった2000GT 世界を魅了したプロポーション
思わぬかたちでの市販化 いくつもの「予想外」のこと
トヨタ2000GTの反響 一気に加速して「憧れの名車」に
トヨタ2000GTまでと トヨタ2000GT以後
40年経って思うデザイン 21世紀のクルマ世界
木澤博司が考えた世界のベイシックカー
ホンダがホンダらしかったころ ホンダのイメージの原点
ホンダ1300という個性的なクルマ その反動がシビックにつながった
乗り手にすり寄ってはくれない 骨太の前衛的クーペ
なぜ木澤さんなのか シビックに魂を注ぎ込んだひと
なにもノルマのない1年半 そこで身に付いたものの大きさ
ホンダ1300がダメで シビックの「反面教師」になった理由
一番訊きたかったこと それは「オヤジ」をいかに消すか、だった
登場したシビックは 世界のベイシックカー
シビックは公害対策車ではない CVCCとRS
シビックの残したもの 30年のシビックの流れ
忘れたくない魅惑のクルマ その名はCR-X!
やはりクルマが好きだった だから宗一郎さんの下で
いま思うクルマの大切さ 自動車は道半ば
立花啓毅が欲した生のオープン・スポーツカー
いきなり登場した真打ち キイマンは無類のクルマ好き
消費の時間と蓄積の時間 積み重なってこその「車道」
モノがひとを育てる「蓄積」の成果として備わる「器」
持論は実践しなくては 立花さんの90台のクルマ
欲しかったクルマをつくる そんな自然な気持ちが重なった
3台から1台を選ぶ そのテクニックやいかに
お客はプランナーじゃない 根本的なところから違っている
なにかを創りたい それはパワーのある個人がやること
ふたりの発想を俣野さんが絵にし 英国でつくられたプロト
まずは北米で発表され 日本に新風を吹き込んだ新車
「M2」の誕生と ものをいいはじめた立花さん
「M2-1001」の売れ行き バブルのおかげとは思いたくない
ユーノス・ロードスターの変遷と そのフォロワーズ
クルマって進化できない のりものなんだよ
あとがき
ご注文
定価1,650円
(本体1,500円+税10%)