ユーラシア横断1万5000キロ 練馬ナンバーで目指した西の果て

自動車でヨーロッパまで走って行ってみたい、という思いに駆られて自走での大陸横断を決意した著者。
2003年、カメラマンで登山家の友人、ロシア人の学生通訳とともに出発するも、当時は現地の情報も少なく、極東ロシアでは穴だらけだった土の道がやがて本当に途切れてしまったり、荒っぽい手口の自動車泥棒に身の危険を感じたりと、なかなかハードな冒険旅に。
その一方で、シベリア抑留者の墓参に参加したり、ヨーロッパの辺境でトヨタのディーラー網に助けられたりなど、現地の人とふれあい、さまざまな経験をしながら1万5000kmを走破。これはその一大旅行記である。


2003年、カメラマンで登山家の友人、ロシア人の学生通訳とともに出発するも、当時は現地の情報も少なく、極東ロシアでは穴だらけだった土の道がやがて本当に途切れてしまったり、荒っぽい手口の自動車泥棒に身の危険を感じたりと、なかなかハードな冒険旅に。
その一方で、シベリア抑留者の墓参に参加したり、ヨーロッパの辺境でトヨタのディーラー網に助けられたりなど、現地の人とふれあい、さまざまな経験をしながら1万5000kmを走破。これはその一大旅行記である。



第 1 章 三日月湖
なぜ、酔狂にもクルマでユーラシア大陸を横断しなければならないのか?
第 2 章 東京
ロシア情報の少なさとカルディナに決めた理由
第 3 章 富山・伏木港
働くロシア人たち、船での出国
第 4 章 ルース号船内
積み込まれる多くの中古車、シベリア鉄道に乗る人々
第 5 章 ウラジオストクから出発、ハバロフスク
ワイロ社会と穴ボコだらけの道路、衝撃的な戦前のトーチカ
第 6 章 ブラゴベシチェンスク
検問所で取り調べ。中国経済圏、極悪路の洗礼
第 7 章 スコボロディノ
中古車ブローカーたち、シベリア鉄道の貨物車に乗る
第 8 章 チタ、ウランウデとイルクーツク
あちこち故障、地元トヨタの凄さ。キリル文字。コルホーズとソフホーズ
第 9 章 クラスノヤルスク
一週間滞在。トヨタでダンパー2本を交換。シベリア慰霊団の墓参に同行
第10章 最長走行距離とウラル山脈越え
ロシア構成主義。自動車で行動する自由。ユーラシアの境目で三重追い越し
第11章 ニジニノブゴロド
時差が一日を25時間にしてくれる。タカリ警官街道。美味なる炭焼きBBQ
第12章 サンクトペテルブルク
ホテル難民。ロシア色薄れヨーロッパ調に。タイヤパンク強盗に遭う
第13章 さらばロシア、トランスフィンランディア号
ドイツまでの3泊4日フェリー、旧東独サスニッツ港経由で時間を持て余す
第14章 リューベック上陸、ロカ岬
すべてがヨーロッパ流に整然と。エンジン不調。ユーラシア大陸の西の端まで
第15章 パリ、そしてロンドンへ
ひとりでユーロトンネルを通り渡英、カルディナとの別れ
あとがき ――8年ぶりに訪れた伏木港
なぜ、酔狂にもクルマでユーラシア大陸を横断しなければならないのか?
第 2 章 東京
ロシア情報の少なさとカルディナに決めた理由
第 3 章 富山・伏木港
働くロシア人たち、船での出国
第 4 章 ルース号船内
積み込まれる多くの中古車、シベリア鉄道に乗る人々
第 5 章 ウラジオストクから出発、ハバロフスク
ワイロ社会と穴ボコだらけの道路、衝撃的な戦前のトーチカ
第 6 章 ブラゴベシチェンスク
検問所で取り調べ。中国経済圏、極悪路の洗礼
第 7 章 スコボロディノ
中古車ブローカーたち、シベリア鉄道の貨物車に乗る
第 8 章 チタ、ウランウデとイルクーツク
あちこち故障、地元トヨタの凄さ。キリル文字。コルホーズとソフホーズ
第 9 章 クラスノヤルスク
一週間滞在。トヨタでダンパー2本を交換。シベリア慰霊団の墓参に同行
第10章 最長走行距離とウラル山脈越え
ロシア構成主義。自動車で行動する自由。ユーラシアの境目で三重追い越し
第11章 ニジニノブゴロド
時差が一日を25時間にしてくれる。タカリ警官街道。美味なる炭焼きBBQ
第12章 サンクトペテルブルク
ホテル難民。ロシア色薄れヨーロッパ調に。タイヤパンク強盗に遭う
第13章 さらばロシア、トランスフィンランディア号
ドイツまでの3泊4日フェリー、旧東独サスニッツ港経由で時間を持て余す
第14章 リューベック上陸、ロカ岬
すべてがヨーロッパ流に整然と。エンジン不調。ユーラシア大陸の西の端まで
第15章 パリ、そしてロンドンへ
ひとりでユーロトンネルを通り渡英、カルディナとの別れ
あとがき ――8年ぶりに訪れた伏木港
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