雲外の峰
うんがいのみね

中国の歴史と美術に心寄せる名随想集。紫禁城に視点を据えて歴史のうねりに思いを馳せる「明清の興亡におもう」、工芸品に残された文様を手がかりに中国人の美意識を探る「魚文」など37篇。全篇に著者の該博な知識と歴史に注ぐ温かい眼差が横溢する。
Ⅰ 現代とのつながり
明という時代
明清の興亡におもう
Ⅱ 肩の荷
なぜ人物論か
三国志と私
詩人の旅
秦婦吟
西遊記雑感
林則徐と語学
西郷隆盛と李鴻章
茶館の時代
Ⅲ 魚文
黄河文明展をみて
壁にえがかれたもの
翠青の時代
徐渭と董其昌
雲外の峰――斉白石展によせて――
范曾展によせて
白鶴讃歌
Ⅳ 海を越える民
人のおくりもの
鑑真和上の使命感に潜むもの
揚州大明寺
鑑真の息吹――唐招提寺――
きらめく星――わが空海――
『曼陀羅の人』を書き終えて
青龍岡に立って
日中往還の詩
交流のあとを訪ねて
エネルギーの源流
Ⅴ 『好太王碑』発刊によせて
『画本三国志』監訳をおえて
前嶋信次『空海入唐記』についておもうこと
伴野朗『大航海』解説
司馬遼太郎『韃靼疾風録』書評
中薗英助『櫻の橋』解説
あとがき
明という時代
明清の興亡におもう
Ⅱ 肩の荷
なぜ人物論か
三国志と私
詩人の旅
秦婦吟
西遊記雑感
林則徐と語学
西郷隆盛と李鴻章
茶館の時代
Ⅲ 魚文
黄河文明展をみて
壁にえがかれたもの
翠青の時代
徐渭と董其昌
雲外の峰――斉白石展によせて――
范曾展によせて
白鶴讃歌
Ⅳ 海を越える民
人のおくりもの
鑑真和上の使命感に潜むもの
揚州大明寺
鑑真の息吹――唐招提寺――
きらめく星――わが空海――
『曼陀羅の人』を書き終えて
青龍岡に立って
日中往還の詩
交流のあとを訪ねて
エネルギーの源流
Ⅴ 『好太王碑』発刊によせて
『画本三国志』監訳をおえて
前嶋信次『空海入唐記』についておもうこと
伴野朗『大航海』解説
司馬遼太郎『韃靼疾風録』書評
中薗英助『櫻の橋』解説
あとがき
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