含笑花の木
がんしょうかのき

著者の、ここ10年間に発表した随想49篇を収録。“千変万化のくに”中国と、著者が生い立った神戸の風土と文化と人を語る。含笑花は高い香りをはなつ中国原産の花。本書のタイトルは、この含笑花にまつわる母の思い出を綴った珠玉の一篇からとられた。
Ⅰ 千変万化のくに
歴史のみこむ母なる流れ
黄帝陵を訪ねて
泰山のこと
黄山の興
*
シルクロードの魅力
西域との再会
キジル千仏洞
西域南道
ふしぎな糸のつながり
イスタンブールでおもったこと
Ⅱ 答礼宴にて
茅盾さんのこと
巴金氏と会う
「家」の公演によせて
涙多き取材旅行
*
苦渋にしたたり落ちる汗――竹内好『日本と中国のあいだ』――
武田泰淳、竹内好、増田渉の三氏を悼む
井上さんと歴史小説
司馬曼陀羅
Ⅲ 神戸の魅力
『青雲の軸』雑談
ヘディンと『シルクロード』――青春の一冊――
二足の草鞋――処女作のころ――
海をながめて
私の海と空
走ること
百万ドルの夜景
含笑花の木
紳士の時代の終焉
名人の話と前置き
*
国際化された料理
茶館復活
屠蘇
*
声と活字と
会議
女性進出の起伏
天知る、地知る
私の宰相論
政治は倫理の「技術」
旧暦の効用
「平成」雑感
Ⅳ 『中国 風土と文明』日本語版によせて
陸文夫『美食家』日本語版によせて
蔡子民『唐詩旅情』によせて
道教雑感――ジョン・ブロフェルド『道教の神秘と魔術』――
稲畑耕一郎『一勺の水』書評
李順然『わたしの北京風物誌』によせて
小槻清明『魅せられてインド』によせて
あとがき
歴史のみこむ母なる流れ
黄帝陵を訪ねて
泰山のこと
黄山の興
*
シルクロードの魅力
西域との再会
キジル千仏洞
西域南道
ふしぎな糸のつながり
イスタンブールでおもったこと
Ⅱ 答礼宴にて
茅盾さんのこと
巴金氏と会う
「家」の公演によせて
涙多き取材旅行
*
苦渋にしたたり落ちる汗――竹内好『日本と中国のあいだ』――
武田泰淳、竹内好、増田渉の三氏を悼む
井上さんと歴史小説
司馬曼陀羅
Ⅲ 神戸の魅力
『青雲の軸』雑談
ヘディンと『シルクロード』――青春の一冊――
二足の草鞋――処女作のころ――
海をながめて
私の海と空
走ること
百万ドルの夜景
含笑花の木
紳士の時代の終焉
名人の話と前置き
*
国際化された料理
茶館復活
屠蘇
*
声と活字と
会議
女性進出の起伏
天知る、地知る
私の宰相論
政治は倫理の「技術」
旧暦の効用
「平成」雑感
Ⅳ 『中国 風土と文明』日本語版によせて
陸文夫『美食家』日本語版によせて
蔡子民『唐詩旅情』によせて
道教雑感――ジョン・ブロフェルド『道教の神秘と魔術』――
稲畑耕一郎『一勺の水』書評
李順然『わたしの北京風物誌』によせて
小槻清明『魅せられてインド』によせて
あとがき
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