作家が綴る心の手紙 死を想う

作家が綴る心の手紙 死を想う
著者 宇治土公三津子 編著
ジャンル 一般書 > 一般書
出版年月日 2003/09/24
ISBN 9784544030402
判型・ページ数 4-6・256ページ
定価 1,430円
(本体1,300円+税10%)
在庫 在庫あり

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死別の手紙の文面に、あらわな嘆きはあまり見られない。しかし、行間にひそむ慟哭、悲哀の背後にあるはずの人間ドラマが、読む者の胸に自ずと迫ってくる。明治の文豪から戦後の現代作家まで、総41名59通の、他者や自己の死を想う手紙、遺書、弔辞を収録。全書簡に編著者ならではの、簡潔平明で心のかよった、情感あふれる解説を付す。







●愛別離苦
夏目漱石が綴る  嫂の死
正岡子規が綴る  自己の死
石川啄木が綴る  長男の死
与謝野晶子が綴る 与謝野寛の死
司馬遼太郎が綴る 開高健の死

●遺すことば
二葉亭四迷から  母、妻へ
芥川龍之介から  妻子へ
太宰 治から  小山初代へ

●レクイエム
泉 鏡花から  尾崎紅葉へ
唐 十郎から  寺山修司へ
井上ひさしから  藤沢周平へ

〈他の収録作家〉 島崎藤村・田山花袋・幸徳秋水・志賀直哉・有島武郎・梶井基次郎・生田春月・萩原朔太郎・宮本百合子・高村光太郎・高見順・中野重治・村山槐多・森鷗外・宮沢賢治・永井荷風・菊池寛・原民喜・坂口安吾・火野葦平・江藤淳・川端康成・室生犀星・小田実・草野心平・中川一政・中村真一郎・萩原葉子・水上勉・瀬戸内寂聴

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