ヤルタ会談 世界の分割[戦後体制を決めた8日間の記録]
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著者 | アルチュール・コント 著 山口俊章 訳 |
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ジャンル | 一般書 > 一般書 |
出版年月日 | 2009/03/24 |
ISBN | 9784544053036 |
判型・ページ数 | 4-6・448ページ |
定価 | 2,090円 (本体1,900円+税10%) |
在庫 | 在庫あり |
北方領土問題はここから始まった!
ミッテラン曰く、「ヨーロッパの愛国者の思いはただ一つ、ヤルタ体制の打破である」。1945年2月、ヤルタに於けるルーズベルト・チャーチル・スターリンの三巨頭会談により戦後のヨーロッパは東西に分かたれ、ソ連が崩壊するまで苛酷な運命を強いられた。本書は、当時の世界情勢からそれに立ち合った人々の心理に至るまでを克明に描き上げ、国際政治の冷厳な現実を浮き彫りにする。現代史的意義に鑑み、80年代の好著を復刊。



ミッテラン曰く、「ヨーロッパの愛国者の思いはただ一つ、ヤルタ体制の打破である」。1945年2月、ヤルタに於けるルーズベルト・チャーチル・スターリンの三巨頭会談により戦後のヨーロッパは東西に分かたれ、ソ連が崩壊するまで苛酷な運命を強いられた。本書は、当時の世界情勢からそれに立ち合った人々の心理に至るまでを克明に描き上げ、国際政治の冷厳な現実を浮き彫りにする。現代史的意義に鑑み、80年代の好著を復刊。




ヤルタ体制の原点記録―――――訳者まえがき
歴史の分岐点―――――――――プロローグ
第Ⅰ部 大戦末期の世界――――――――ヤルタへの道
1 ソビエト戦線
2 西部戦線
3 その日のアイゼンハワー
4 その日のヒトラー
5 敗戦前夜のドイツ
6 「死の収容所」と「賓客たち」
7 ポーランドの運命
8 ドゴール、ムッソリーニ、ローマ法王
9 三大国の首都
10 嵐の中の東ヨーロッパ
11 極東と太平洋
第Ⅱ部 黒海のほとりへ――――――――ヤルタに集う代表団
1 歴史的な会談の準備
2 スターリンとソ連代表団
3 ルーズベルトとアメリカ代表団
4 チャーチルとイギリス代表団
第Ⅲ部 ヤルタ会談――――――――――世界の分割を決めた一週間
1 会談始まる――――――――――――――――二月 四日(日曜日)
2 「もめている気配」――――――――――――二月 五日(月曜日)
3 深まる対立――――――――――――――――二月 六日(火曜日)
4 妥協と取り引き――――――――――――――二月 七日(水曜日)
5 最も充実した一日―――――――――――――二月 八日(木曜日)
6 カメラの前の首脳たち―――――――――――二月 九日(金曜日)
7 大詰めを迎える――――――――――――――二月 十日(土曜日)
8 キャビアとローストビーフのあいだの署名――二月十一日(日曜日)
会議の終幕――――――――――エピローグ
ヤルタ・コミュニケ(資料A)
ヤルタ秘密協定(資料B)
ヤルタ協定全文(資料C)
ヤルタ関係年表――一九三三〜四五年
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