アーミッシュの人びと[充足と簡素の文化]
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人間本来の生き方とは?
車・テレビ・電気・ガスなど「文明の利器」を拒絶し、大地に根ざして簡素な暮らしに充足する人たち。彼らの生活と信仰の実際の姿を訪ね、現代文明の危うさを考える。


車・テレビ・電気・ガスなど「文明の利器」を拒絶し、大地に根ざして簡素な暮らしに充足する人たち。彼らの生活と信仰の実際の姿を訪ね、現代文明の危うさを考える。



アーミッシュにとっての生と死―――――まえがき
アーミッシュ宗派との出会い――――――プロローグ
第1章 アーミッシュの人びと
門はあなたに開かれています
エスペンシードさんの農場
滞在させてくれた理由
「愛」と「自己犠牲」
パスウェイ・ブックストア
マクドナルドでの経験
百ドル紙幣の波紋
現代文明のなかの精神的安らぎ
第2章 アーミッシュ宗派の歴史
ルターとツヴィングリの宗教改革
再洗礼派の出現
過酷な迫害と弾圧
再洗礼派の信仰統一
「社会的追放」をめぐる論争
宗祖ヤーコプ・アマンの改革
アーミッシュ宗派の誕生
オランダへの避難と孤立
第3章 約束の地・アメリカへ
新天地への移住
開拓地での苦難
反映と相互扶助
強力な指導者と組織化
南北戦争と徴兵拒否
新天地に定住後の葛藤
「オルドゥヌンク」の変化
「マイドゥンク」による結束
第4章 「充足」と「簡素」の文化―――ゲラッセンハイトを核として
1 個人主義の否定
人格/言語/教育
2 プレイン・アンド・シンプル
服装/装飾
3 「進歩」よりも「伝統」を
馬・ラバ・バギー/その他の交通機関/自動車所有・運転の禁止/
トラクターの利用/電気/電話
4 重荷を分かち合う
社会保障税の免除/結婚と洗礼/母屋か納屋が教会堂/伝道活動/
医療/葬儀・埋葬
5 「神の土」を耕す
娯楽/職業/若者たち
彼らは時代に遅れているか―――――――エピローグ
参考文献
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