チベット 真実の時Q&A

著者 | フレデリック・ルノワール 著 神田順子 訳 |
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ジャンル | 一般書 > 一般書 |
出版年月日 | 2009/03/24 |
ISBN | 9784544053043 |
判型・ページ数 | 4-6・240ページ |
定価 | 1,760円 (本体1,600円+税10%) |
在庫 | 在庫あり |
28の設問でチベット問題まるわかり!
チベット問題をクローズアップした、北京オリンピックとそれに先立つ各地での騒乱に引き続き、ラサ蜂起とダライラマの亡命から五十年を迎えた今、世界の眼は更めてこの地域の動向に注がれている。2008年、チベットに関してヨーロッパの人々にも客観的で公正な情報を与えようと刊行された本書は、誰もが抱くような28の質問を設定、これに答える形を取ってチベットをめぐる問題が多方向から理解できるよう構成されている。



チベット問題をクローズアップした、北京オリンピックとそれに先立つ各地での騒乱に引き続き、ラサ蜂起とダライラマの亡命から五十年を迎えた今、世界の眼は更めてこの地域の動向に注がれている。2008年、チベットに関してヨーロッパの人々にも客観的で公正な情報を与えようと刊行された本書は、誰もが抱くような28の質問を設定、これに答える形を取ってチベットをめぐる問題が多方向から理解できるよう構成されている。




日本のみなさんへ
はじめに
Ⅰ 伝統的なチベット
Q1 チベットはどこにある?
Q2 この国はいつ、どうやって成立したか?
Q3 チベット人と中国人の類似点と相違点は?
Q4 なぜ仏教がチベットのアイデンティティーの核なのか?
Q5 なぜチベットは一人の僧侶によって統治されてきたか?
Q6 ダライ・ラマ一四世はどんな人?
Q7 伝統的なチベットは農奴制度を持つ封建社会だったのか?
Q8 中国がチベットの領有権を主張している根拠は何か?
Ⅱ 中国による侵略 その理由と結果
Q9 中国にとってのチベットの重要性とは?
Q10 一九五〇年の中国によるチベット侵略の経緯は?
Q11 なぜ国際社会は反応を示さなかったのか?
Q12 中国がチベットにもたらした変化とは?
Q13 なぜ “文化ジェノサイド” と表現されるのか?
Q14 なぜ二〇〇八年三月にチベットで反乱が起きたか?
Q15 中国で自治権拡大や独立を求めている民族は他にあるか?
Q16 チベット危機は中国解体の引き金となるか?
Ⅲ チベットの未来
Q17 なぜダライ・ラマはチベットの独立を要求しないのか?
Q18 もっと過激な動きはあるのか?
Q19 ダライ・ラマは退位できるのか?
Q20 誰が後継者となるか?
Q21 ダライ・ラマは生まれ変わるのか?
Q22 中国人はチベット問題や人権についてどう考えているのか?
Q23 中国による圧政の犠牲者は他にもいるか?
Q24 中国の経済的成功は民主主義をもたらすか?
Q25 なぜ国際社会はチベット支持を強く打ち出せないのか?
Q26 なぜ欧米世論はチベットの主張に同情的なのか?
Q27 チベットはどうなる?
Q28 何をするべきか?
エピローグ
参考資料
ダライ・ラマ一三世の遺言(解説と遺言抜粋)/
ウェブサイト Tibet-info.net に掲載されたコミュニケ(二〇〇八年一月一五日)/
中国知識人三〇人が出した声明(二〇〇八年三月二二日)/
二〇〇八年オリンピック北京開催誘致に関する欧州議会決議(二〇〇一年七月四日)
訳者あとがき
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