行書がうまくなる本[蘭亭序を習う]

ぎょうしょがうまくなるほん[らんていじょをならう]

行書がうまくなる本[蘭亭序を習う]
著者 筒井茂徳
ジャンル 書道書籍 > 入門 > 漢字
出版年月日 2009/07/17
ISBN 9784544011609
判型・ページ数 A5・160ページ
定価 2,530円
(本体2,300円+税10%)
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

ひたすらそっくりに、これぞ書法修得への王道!

「蘭亭序」を元に、理想の字形をひたすら学ぶ事で行書をマスターする学習書。導入部では、徹底的な分析を通して行書の美を感得し、実践面では、字毎のポイント解説に従い、全ての文字を臨書して行書の真髄を体得する。

【本書の特色】
◆「蘭亭序」全三二四字、そこに結晶する書法の要諦を一字ごとに解明。
◆導入部では「蘭亭序」を元に、多数の図版を交えて、多方向から行書の基本を分かり易く解説。
◆実践面では右頁に「八柱第三本・蘭亭序」全文を習いやすく拡大し、半紙六字書きに配置。同じ
 く左頁には、全ての文字について字形・用筆・筆順など、美しく書くためのヒントを満載。





楷書と行書─まえがきに代えて

【蘭亭序の書法】
行書の最高の手本「蘭亭序」
行書の特徴
 1. 柔らかみのある曲線的な筆画を多用する
 2. すっと入る起筆
 3. 逆筆の多用(二つのパターンがある)
 4. 多様な収筆
 5. 筆画を連続して書くことがある
 6. 筆画の省略
 7. 多様な筆順
   ●コラム 「〈至〉の筆順の傍証」
 8. アンバランスな結構を取ることがある
   ●コラム 「天才の証明I」
 9. 左上部の強調
 10. 疎密
同一文字の多彩な表現
   ●コラム 「天才の証明II」/「〈之〉字の画数」
行書の筆順
   ●コラム 「〈心〉の書き方の誤解」
行書の章法(字配り)
   ●コラム 「半紙を上手に使うために」
行書の墨法(墨の使い方)
臨書の心構え
   ●コラム 「背勢と向勢」
臨書後のチェックポイント
概形について
文字の姿勢(傾き)について
   ●コラム 「交叉する接筆」
行書らしい行書
 左広右狭/偏低旁高
補助線のすすめ

【蘭亭序の稽古】

蘭亭序字典
収載字例索引
あとがき

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(本体2,300円+税10%)

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