顔真卿 祭姪文稿を習う[行書がうまくなる本]

がんしんけい さいてつぶんこうをならう[ぎょうしょがうまくなるほん]

顔真卿  祭姪文稿を習う[行書がうまくなる本]
著者 筒井茂徳
ジャンル 書道書籍 > 入門 > 漢字
出版年月日 2014/06/24
ISBN 9784544011661
判型・ページ数 A5・152ページ
定価 2,530円
(本体2,300円+税10%)
在庫 在庫あり

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「祭姪文稿」全234字を徹底的に分析!

「蘭亭序を習う」に続く「行書がうまくなる本」の第二弾。前半の書法篇では、徹底的な分析で行書の美を理論的に理解させ、後半の稽古篇では、一字一字の詳細なポイント解説に従って全ての文字を六字ずつ臨書できるように構成。理論と実践で行書の真髄を体得させる技法書。

【本書の特色】
◆長年、書教育の現場で指導してきた第一人者による執筆。実際の授業で祭姪文稿を半紙に臨書
 させてきた経験が本書に存分に盛り込まれる。
◆顔真卿の行書にはどのような特長があるのか?「逆筆」「概形」「文字の姿勢」「重畳法」
 「補助線」といったキーワードを用いて顔真卿の書法に迫る。読んでタメになるコラムも充実。
◆安価のテキストを使い自宅で古典を習うのに最適。一字一字を正確に書くためのポイント解説
 であなたも顔真卿ソックリに書けるようになる。判りにくい筆順も、骨書きによる筆順分解図
 でスッキリ納得。
◆巻末に「顔真卿行書字典」を収録。「祭姪文稿」「争坐位文稿」の字例を部首ごとに配列。
 顔真卿風の作品作りに役立つ。





【祭姪文稿の書法】

行書を習うために知っておくべきこと
 用具
 墨の潤渇
 逆筆
 概形ということ
   ●コラム「補正概形」
 文字の姿勢(傾き)
 章法(文字の適切な大きさ)
 空間の形と広さにも気を配る
 筆画の太細
 補助線を引いてみる
  ●コラム「臨書の目的と方法」
  ●コラム「行書の多様性」

行書の特色
 行書の書き方に関する一般的な注意
  ●コラム「行書簡史」
「祭姪文稿」の書法の特色
 懐が広い
  ●コラム「直線と角」/「向勢について」
 頭部が小さめである
 太細の表現
 筆画の連続(一筆書きに近い字)
 胴張りの筆画
 左広右狭
  ●コラム「王羲之の行書と顔真卿の行書」


【祭姪文稿の稽古】


顔真卿行書字典
収載字例索引
あとがき

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定価2,530円
(本体2,300円+税10%)

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