太極拳経解釈　至虚への道

太極拳愛好家必携の聖典（バイブル）！

『太極拳経』は、太極拳の思想と原理を366字にまとめた太極拳理論の聖典で、本書はその解説書。楊名時太極拳の指導者で、理論研究の草分けでもある筆者が、現代的視点に立って一般にも分かりやすく説明する。

太極拳技法は目的が競技であれ、健康法であれ、陰陽理論の具現化を要求しています。そしてその教科書が「太極拳経」です。楊名時太極拳の技術解説を学習する前に、太極拳経を学び理解することの意味は、ここにあります。――楊　進（本書序文より）

　〈太極拳経〉全文

　序　　起源　Beginning
　　　　太極拳の内面と外面　Effect & Appearance
　　　　正しい学習法　Method
　　　　技の骨子　Structure
　　　　伝統　Tradition
　　　　表現と解釈　Appearance
　　　　思想と合理性　Thought & Rationality
　　　　構成　Composition

　起　　由来と原理
　鑽　　分析と理解
　翻　　展開と方法
　落　　結論と指針

　　あとがき――――――――――楊進