佐藤琢磨 2004 F1ダイアリー　GO FOR IT! 3

「2位は要らない。勝つか負けるか。琢磨のアプローチは、かつての私とまったく同じだ」1950年代に活躍した伝説のレーシングドライバー、スターリング・モスは佐藤琢磨を評してそう語る。50年の時を超えて通じ合う琢磨とモス。彼らが愛してやまないのは、胸のすくようなオーバーテイク、手に汗握るホイール・トゥ・ホイールのバトルだ。
とはいえ、選りすぐりの才能が集まるグランプリ界でも、琢磨ほどエキサイティングなシーンをたくさん見せてくれたるドライバーはそういない。果たして、琢磨は何を思い、何を考えて戦いに挑んでいったのか？

序文　　　　スターリング・モス
まえがき　　佐藤琢磨
プロローグ　いきなり鈴鹿でBARデビュー
2003 F1 日本GPリザルト
琢磨と私　　ジョック・クレア

第36回　最高の環境が整った！
第37回　もっと思い切り攻めたかった！
第38回　それでもやっぱり悔しい！
第39回　フロントロウまであと一歩！
第40回　フロントロウ、そして表彰台へ
第41回　アメリカGPで歓喜の表彰台へ！
第42回　流れを取り戻せ！
第43回　シーズン終盤の反撃開始！
第44回　鈴鹿の表彰台にあと一歩！
第45回　全18戦のエピローグ

Special Episodes
　第35回　力強く羽ばたくために……
　 特別篇　エタップ・ド・トゥールに出場！

2004 F1 世界選手権リザルト