クルマの掟 僕の自動車文化論

いまのままのクルマでは、自動車産業はおそらく20世紀で終わるだろう、と巨匠は真剣に考える。では21世紀の新しいクルマとは? 自動車評論の第一人者が、新しい時代の車社会のあり方、人とクルマのより理想的な関係を求め、いまここに提言する。





第❶部 心ときめくクルマの条件
第一章●英国車の素晴らしき二流趣味
飛行機会社の社員がつくったクルマ
ジェントルマンのコンプレックス
ジャグァーの手品師
イギリス人のエキセントリックな気質
一番でなくても、趣味がいいクルマが素晴らしい
第二章●フランス車お洒落の秘密
華麗なるコンクール・デレガンスのクルマたち
合理主義をオシャレに変える伝統
フランス革命の継承車
自分を演出するためのクルマ
シトロエンGSとの果たせなかった夢
第三章●イタリア車見栄講座
伝説のイタリア男
四輪ドリフトの創始者
超一流の成り上がり者
謎の男、フェラーリ
他人の才能を見抜く天才
フェラーリに乗ることは、死と隣り合わせること
GTこそ、イタリア車の真骨頂
乗る者を楽しませるためのクルマづくり
第❷部 かくも不便なる乗り物の未来
第一章●アメ車は復活するか
ヘンリー・フォードのあだばな
アメリカ車の黄金時代
すべてはGMが生みだした
ポルシェ・インテリアの秘密
はじめてのキャディラック
第二章●ドイツ車が見据える未来
日本にできないことを、なぜできるか
人間が自動車に期待すること
結局乗ってる、ドイツ車の魅力
メルセデスも読みちがえることがある
スモール・カーへの転換期
第三章●掟破りの日本車の未来
「洗練」か「パクリ」か
「一番いいもの」にこだわるのをやめる
優れた日本車が、なぜこれほどまでにつまらないのか
「自動車は偉い、たいしたものだ」という間違った認識
セフィーロよりも、なぜビートか
もっとユーモアのあるクルマをつくれないものだろうか?
ニッポン人には「ボロ」をつかませればいいのか?
もはや自動車は時代遅れになった?
第❸部 クルマづくりの掟
第一章●小型車の時代がやってきた
スモール・カーに乗ろう!
【フィアット・パンダ1100スーパー】新世代のクルマの魅力を持っている
【プジョー106ラリー】自分自身の楽しみのためのクルマ
【スズキ・ワゴンR・RX】日本の自動車工業の実力を感じた
【ローバー114GSi】大人が乗るに耐えうる雰囲気に感心した
【フィアット・チンクエチェント】これ一台でどこにでも行こう
【ルノー・トゥインゴ】このかっこは自動車の流れを変える⁈
第二章●小型車づくりの掟
すべての小型車がカローラ路線を進むのか
日本のクルマは、とらわれすぎている
いまこそ、リスクを冒すときだ
第三章●高級車づくりの掟
アウディ80V6はアイディアに満ちている
手持ちのタマで適当にやってるのはダメ
十七年から十八年耐えるクルマを念頭におけ
第四章●スポーツカーづくりの掟
ニュルブルクリンクの洗礼は必要ない
GT-Rもいいが、SLだって悪くない
スポーツカーの時代じゃないことはない
第五章●「終わり」の掟
日本はなにかが、根本的に間違っている
これじゃまるで焼き畑農業です
トヨタは、なぜ日本一の給料を払わないのです?
製品というタマで勝負するしかない
あとがきにかえて ――二十一世紀を前にパラダイムの変革を迫られる自動車
第一章●英国車の素晴らしき二流趣味
飛行機会社の社員がつくったクルマ
ジェントルマンのコンプレックス
ジャグァーの手品師
イギリス人のエキセントリックな気質
一番でなくても、趣味がいいクルマが素晴らしい
第二章●フランス車お洒落の秘密
華麗なるコンクール・デレガンスのクルマたち
合理主義をオシャレに変える伝統
フランス革命の継承車
自分を演出するためのクルマ
シトロエンGSとの果たせなかった夢
第三章●イタリア車見栄講座
伝説のイタリア男
四輪ドリフトの創始者
超一流の成り上がり者
謎の男、フェラーリ
他人の才能を見抜く天才
フェラーリに乗ることは、死と隣り合わせること
GTこそ、イタリア車の真骨頂
乗る者を楽しませるためのクルマづくり
第❷部 かくも不便なる乗り物の未来
第一章●アメ車は復活するか
ヘンリー・フォードのあだばな
アメリカ車の黄金時代
すべてはGMが生みだした
ポルシェ・インテリアの秘密
はじめてのキャディラック
第二章●ドイツ車が見据える未来
日本にできないことを、なぜできるか
人間が自動車に期待すること
結局乗ってる、ドイツ車の魅力
メルセデスも読みちがえることがある
スモール・カーへの転換期
第三章●掟破りの日本車の未来
「洗練」か「パクリ」か
「一番いいもの」にこだわるのをやめる
優れた日本車が、なぜこれほどまでにつまらないのか
「自動車は偉い、たいしたものだ」という間違った認識
セフィーロよりも、なぜビートか
もっとユーモアのあるクルマをつくれないものだろうか?
ニッポン人には「ボロ」をつかませればいいのか?
もはや自動車は時代遅れになった?
第❸部 クルマづくりの掟
第一章●小型車の時代がやってきた
スモール・カーに乗ろう!
【フィアット・パンダ1100スーパー】新世代のクルマの魅力を持っている
【プジョー106ラリー】自分自身の楽しみのためのクルマ
【スズキ・ワゴンR・RX】日本の自動車工業の実力を感じた
【ローバー114GSi】大人が乗るに耐えうる雰囲気に感心した
【フィアット・チンクエチェント】これ一台でどこにでも行こう
【ルノー・トゥインゴ】このかっこは自動車の流れを変える⁈
第二章●小型車づくりの掟
すべての小型車がカローラ路線を進むのか
日本のクルマは、とらわれすぎている
いまこそ、リスクを冒すときだ
第三章●高級車づくりの掟
アウディ80V6はアイディアに満ちている
手持ちのタマで適当にやってるのはダメ
十七年から十八年耐えるクルマを念頭におけ
第四章●スポーツカーづくりの掟
ニュルブルクリンクの洗礼は必要ない
GT-Rもいいが、SLだって悪くない
スポーツカーの時代じゃないことはない
第五章●「終わり」の掟
日本はなにかが、根本的に間違っている
これじゃまるで焼き畑農業です
トヨタは、なぜ日本一の給料を払わないのです?
製品というタマで勝負するしかない
あとがきにかえて ――二十一世紀を前にパラダイムの変革を迫られる自動車
ご注文
定価1,495円
(本体1,359円+税10%)