クルマニホン人 日本車の明るい進化論

クルマニホン人 日本車の明るい進化論
著者 松本英雄
ジャンル 車関連 書籍 > 日本車
車関連 書籍 > 解説/ガイド > 自動車
出版年月日 2011/06/28
ISBN 9784544400526
判型・ページ数 4-6・128ページ
定価 1,100円
(本体1,000円+税10%)
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

技術も一流、経済性も一流、コストパフォーマンスも一流。なのに、なかなかクルマ好きの心を捉えきれない、現在の日本車。このままでは、日本の根幹をなす自動車産業が廃れてしまうのではないだろうか。そんな憂いを払拭すべく、テクノロジーライター・松本英雄は発奮しました。
よりよい未来のためには、まず過去を学び、今を検証することから。じっくりあらためてみれば、こんなに優れた点があったのです! 日本車の未来をあきらめかけている、クルマ好きのみなさん。この本を読めば、希望を持てること間違いなしです。





     まえがき

   復活へのシナリオは〝今〟の検証から
一章【日本車の危機】
     誰にでもわかる〝善し悪し〟
     いいデザインと、いい技術
     日本車のデザインの不思議
     ボンネットでクルマの志がわかる
     モールディングが苦手
     どうして剛性感が出せないのか
     〝ホンモノ〟に迫る気配り
     エンジンは見た目が9割
     それでもやっぱり日本(車)は優秀

   復活のヒントは過去の名車にあり
二章【日本車の伝統】PART❶ 1950~70年代
     日本一は、世界一? ―トヨタ クラウン
     日本の軽自動車の原点がここに ―スバル 360
     シーラカンスとサイレントシャフト ―三菱 デボネア
     〝壊れない〟伝説の嚆矢 ―トヨタ ハイエース
     日本の伝統ここに極まる ―トヨタ センチュリー
     世界でたったひとつのロータリー ―マツダ コスモスポーツ
     当代随一のデザイナー ―いすゞ 117クーペ
     熟成の水平対向エンジン ―スバル レオーネ
     世界に先駆けた環境性能 ―ホンダ シビック
     4ストローク3気筒を実用化 ―ダイハツ シャレード

   国産の伝説はまだ現役で走っている
三章【日本車の伝統】PART❷ 1980~90年代
     スクランブルブーストはまるでF1⁉ ―ホンダ シティ
     フェラーリよりも低いボンネット⁉ ―ホンダ プレリュード
     早すぎた技術「NAVi-5」 ―いすゞ アスカ
     電子デバイスが世界を変えた ―ニッサン スカイラインGT-R
     世界中のクルマ好きを虜にしたオープンカー ―ユーノス ロードスター
     日本のスーパーカー誕生 ―ホンダ NSX
     次世代エンジンの先駆け ―ユーノス 800
     日本らしい天才的な発明 ―スズキ ワゴンR

   未来への扉はすでに開いている
四章【日本車の底力】
     〝世界の〟サプライヤー
     伝統工芸から最新テクノロジーまで
     世界を制す電子の分野
     ハイブリッドは続く
     中国も韓国も脅威ではない
     日本のブランド力とは何か
     工場と作業着文化?

コラム【徳大寺有恒 特別寄稿】愛すべき松本英雄君のこと

     あとがき

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