複製 古筆・かな[花ひらく王朝の美]〈全17点〉
ふくせい こひつ・かな[はなひらくおうちょうのび]
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高野山に伝来した事にちなんで高野切と呼ばれますが、中でも第一種は優麗で気品の高い書風を謳われています。これらの歌は『古今和歌
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高野山に伝来した事にちなんで高野切と呼ばれますが、第二種は個性的な書きぶりで、かなというよりは漢字の用筆を思い起こさせます。
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高野山に伝来した事にちなんで高野切と呼ばれますが、端正でいかにも姿の美しい第三種は、一種・二種と比べると線質に若々しい張りが
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京都の大徳寺にあった茶室にちなんで命名されました。本幅は現存する寸松庵色紙の中でも極めて保存が良く、料紙には美しい雲母刷りで
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料紙が升のような形である事からこの名が付きました。升色紙の線の美しさは、繊細さと艶やかさを備えたところにあります。わずか十数
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一首の和歌を二枚の料紙にまたがって書写したものが多く、継ぎ合わせて一つの和歌になる事から名付けられました。ゆっくりとした運筆
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工芸家の本阿弥光悦は、能書家としても知られており、彼が一部を所蔵していた事からこの名があります。筆の弾力を生かしたリズミカル
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尾張の関戸家に伝来した事からこの名で呼ばれます。様々な色の美しい染紙に書写されていて、線の強弱、リズム、墨の濃淡など、他の古
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本幅は蠟箋に書写されていますが、このような中国風の文様の料紙は類例が少なく、中国から舶載されたものと考えられます。濃墨を使い
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「本願寺三十六人集」の内の伊勢集の断簡です。平安後期の書風を示し、西本願寺本の中でも名筆といわれます。多岐にわたる装飾技法か
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「本願寺三十六人集」の内の貫之集下の断簡です。和紙を斜めに切って継ぎ合わせる切継の技法や、やや大きめの描き絵文様などの料紙の
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聖武天皇の宸翰と伝えられる写経で、大粒の字から「大聖武」と俗称されます。北魏時代に漢訳された『賢愚因縁経』を書写しており、東
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釈迦の前世での物語と仏伝を説いた『過去現在因果経』を紙の下半分に書写し、上段にはその内容を図解した絵巻形式の写経です。この断
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波文様を背景にして群れとなって舞い上がる鶴が画面いっぱいに描かれています。桐箱入・解説小冊子付・軸装(130.5
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緑の地に金で竹幹を描いていて、見様によっては竹林を思わせるものがあります。桐箱入・解説小冊子付・軸装(130.5
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俵屋宗達が下絵を描き、本阿弥光悦が和歌を散らし書きした、二人の個性溢れる力強い作品です。下絵の多くは胡粉地に金銀泥で動植物が
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俵屋宗達が下絵を描き、本阿弥光悦が和歌を散らし書きした、二人の個性溢れる力強い作品です。下絵の多くは胡粉地に金銀泥で動植物が