続ほっとする禅語70

続ほっとする禅語70
著者 野田大燈 監修
杉谷みどり
石飛博光
ジャンル 書道書籍 > 単行本 > その他
一般書 > 一般書
出版年月日 2004/02/27
ISBN 9784544051285
判型・ページ数 B6変・160ページ
定価 1,100円
(本体1,000円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

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やさしく、深く、面白く…… 穏やかな文章と墨と筆と紙のコラボレーション

とにかく厳しくて難しいもの……。そんな風に思われがちだった禅の印象を一変、身近な言葉と美しい書で説き明かして、静かなブームを呼んだ『ほっとする禅語70』の続刊。読者の要望に応え、全図版をカラーで紹介し出典も注記する。





    刊行によせて  永六輔
    はじめに    野田大燈

一、美しく生きる
    光陰如矢――宇宙の中のあなたの一生
    真玉泥中異――マイペースで輝こう
    魚行きて水濁る――わたしの歩いたあとが道になる
    春水満四澤――昨日は恐かったあの人も
    咄々々――あら、まあ
    雲門の餅――いい話と記憶
    一以之貫――やわらかい心で
    花は無心にして蝶を招く 蝶は無心にして花を尋ねる――無心なら長続き
    竹影掃階塵不動――アピールしなくても
    一夜落花雨 満城流水香――予想を越えた展開
    閑古錐――鋭いだけでは
    落花流水を送る――もてなしの極意
    看々臘月盡――命には終わりがある
    紅爐上一点雪――信念の人
    花枝自短長――違いを認めて

二、自分を見抜く
    不識――知る必要もない
    雲収山岳青――自分がはっきり見えてくる
    騎牛求牛――求めるものは、あなたの手にある
    自灯明――依頼心を捨てなさい
    随處作主――自分からすすんで
    山僧活計茶三畝 漁夫生涯竹一竿――これさえあれば
    結果自然成――じっと待てますか
    鏡分金殿燭――惑わされず、勘違いせず
    溪邊掃葉夕陽僧――周囲に振り回されず
    勢、使い尽くすべからず――調子にのるな
    海神知貴不知価――価値あるものは仕舞い込まない
    古今無二路――賢者の行く道
    竹篦は竹篦にあらず――姿かたちにとらわれず
    夢中夢――夜見る夢の作者は自分

三、どうしたらラクになれるか
    達磨安心――不安のモト
    花謝樹無影――蕾の季節はおとなしく
    下載清風――積み荷を降ろして軽々と行こう
    任運騰騰――悩みを探しに出かけない
    悟無好悪――何にも縛られず判断しよう
    担雪塡井――ムダなことはお嫌いですか
    百雑砕――こっぱみじん
    松直棘曲――まっすぐな人と曲がった人
    風従花裏過来香――影響しあって人生
    行到水窮處――いつのまにかたどり着く
    別に是れ一壺の天――表札ごとに世界あり
    香厳上樹――ピンチの時は
    鶏寒上樹鴨寒下水――方法は皆違っても
    関 南北東西活路通――やるだけのことはやってから

四、もう一度、あたりまえのことから
    いろは――修行の最初と最後に
    挨拶――自分から
    春来草自生――自然の流れに逆らわず
    帰家穏坐――迷ったら帰るところ
    喫粥了――茶碗は洗ったかい?
    忘筌――マニュアルを忘れてこそ
    画餅充飢――本当に役に立つ?
    花鳥風月宿――自然を愛でられる環境に感謝して
    洗心――くすみをなくして
    単刀直入――相手の立場に近づいて
    裂古破今――新旧とりまぜてこそ
    吹毛常磨――修行に終わりなし
    一雨潤千山――誰にも同じように
    知恩方解報恩――自分を超えていけという師匠

五、毎日が新鮮になる
    元気――あなたの元気は順調ですか
    歩々是道場――地球のどこでも修行はできる
    千里同風――あなたの友は遠い空の下で
    快哉――たのしきかな
    一樹春風有両般 南枝向暖北枝寒――予想外の結果
    且緩々――まあ、落ち着いて
    冷暖自知――体験しないとわからないこと
    独釣寒江雪――孤独を味わう
    三級浪高魚化龍――チャレンジするものだけに
    家和万事成――どんな家庭をつくろうか
    桃花笑春風――毎年からわず
    遠観山里色――遠くから見ないと見えないもの
    日面仏 月面仏――一生の長さ

    あとがき  石飛博光

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